10年の友人に理不尽な冷め方をしたくせに、自分に納得できない。 私には小学…

10年の友人に理不尽な冷め方をしたくせに、自分に納得できない。

私には小学校時代から仲の良い友人がいて、アラサーになった今も
複数の共通の友人を持ちつつ、交友関係が続いていました。
登場人物全員女です。

10年ぐらい友人やっていたら、大なり小なり相手に不満や
イラッとくる瞬間があったり、風呂入りながら、
もう友達やめようかな……。と、思う瞬間があったりするものでしょう。
それでも、今までは
彼女の事を一人の人として尊重し、お互いの考えや価値観の違いに摩擦を発生させても、
自分なりに折り合いを見つけてきました。

しかし、私はその親友とも呼んでも大丈夫であろう友達に、
明らかに私の方がイカれている形で、理不尽冷めしました。

事のきっかけは、彼女と食事をしたときのことで、
私が親戚から非常に珍しい食材(松茸なんか比じゃないレベル)を貰ったので一緒にたべよう、
と私が彼女に消費を手伝ってもらいました。

彼女はその珍味を食べる企画に大喜びして来てくれました。
食材の調理は協力し、それなりに良い料理ができました。
そして実食のとき、私は彼女がじつに美味しそうに料理を食べる表情を見て、
彼女に感じていた友情が空っぽになっているのを発見してしまいました。

“私が持ち寄った食べ物を、彼女が無反応で食べた”という話であれば、
万人が、私が彼女に冷めるのに同感を示してくれるかもしれませんが。
実際には、
“彼女が美味しいモノを美味しそうに食べたので、幻滅した”
という理不尽そのものです。

その食事の機会の日は、なんとか自分の中で起きた友情の消滅を隠しながら、
お開きにできました。いや、多分悟られてない、と思いたいです。

その日以降私は頭の中で、あの日に起きた理不尽冷めについてグルグル考えてしまいます。
同じことを色んな角度で考え、そして、
私は彼女に憎悪すら感じる
と、より悪い感覚を見つけてしまっています。

なぜ私は彼女の美食家の部分に嫌悪を感じた？
私が実のところ食事という行為自体をさっぱり楽しく思わない、嫌食家だからか？
この程度の価値観の違いなんて、今までも沢山あっただろうに！

そんな風に、良い結果なんて無いのに、友情のロストについて
フルスロットルで考えこんでしまいます。
どうしてこんなに執着してしまうのだろうか、これがいわゆるサンクコスト効果(コンコルド効果)なのか？

私はこの先どうしたいのか？そこについて考えると、私の理想は、
彼女との友情を回復させたい、とは思います。
しかし、それまで2人の間に築きあげてきた思い出が、
もうゴミと同じようなモノになってる、という状況も見えてしまっています。

友情消滅させるにしても残念ながら、私と彼女の共通の友人、というカテゴリーに入る
人物が多すぎる。というか例外が居ないという気まずい事になりそうな状態です。

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