生きるのに疲れた。 人生で一番大切なのは人間関係とよく言うけれど、他人に愛着を…

生きるのに疲れた。
人生で一番大切なのは人間関係とよく言うけれど、他人に愛着を持てない人間はどう生きればいいのだろうか。学生時代は勉強中心の生活で、自分自身勉強のためには生きていいかもと思えるから悩んだことはなかったけど、社会に出てからは憂鬱になってばかり。
アカデミアに戻ったところで中途半端な能力しかない自分がついていけるわけないし博士号取ったところでその先はどうするのか。結局のところ先延ばしにしかならない。
どうしたら幸せに生きられるだろうか。どうしたら普通の人みたいに人を好きになって普通に結婚とかして普通に人生を歩めるだろう。どうして自分は他人に愛着を持てないのだろう。人と話すたびに自分が何も感じていないことに気づいてしまう。他人に愛着を持てない人間が他人に愛着を持たれたいなんて烏滸がましいにも程がある。誰が人を好きになれない人間を好きになる。なるわけがない、そんなのはフィクションの中だけだ。どうして愛着を持てないくせに他人を好きになりたい欲求だけは一丁前に持っている。どう生きていけば良い。あと何十年このまま生きていかなければいけないのか。
どうして生きていなければいけないのか。生きているだけで幸福なんてことはあるのか。いつかは死ぬということを考えている時間が一番ホッとできるのに。
人を好きになりたい。自分はこの人のことが大好きだと必死に言い聞かせながら人と付き合いたくない。こんな自分の中身を知ってまで好きになってくれる人は絶対にいないなんて考えながら生きていたくない。もしこの人が事故に遭ったら、死んでしまったら、自分はちゃんと悲しめるんだろうかなんてことを悩みながら生きていたくない。自分の悩みすら吐き出せないまま生きたくない。でもどうやって「俺、人に愛着持てないんだよね」なんて言える。そんなの、あなたにもなにも感じてないって言っているのと同じだ、言えるわけがない。
終わらせたい。

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