フィクションと現実の区別がつかなくなる文はメタいですか?

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2024/11/15 11:44(更新日時)

フィクションと現実の区別がつかなくなる文はメタいですか?

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No.4176848 (悩み投稿日時)

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No.1

メタい
という言葉自体が「厳密な意味が定義されることなく、皆がなんとなく使用している言葉」の部類に入ります。


一応「フィクション作品の中に現実を持ち込んでいると思える」というときに、メタい、という形容をします。


例えばファンタジー作品でめちゃくちゃ強い魔王が出てきたときに
勇者が「なんて強さだ。作者は何を考えてこんな設定にしたんだ!」と述べれば、メタい発言です。

しかし「現実にあった出来事をフィクションに上手く取り入れている」という程度のことなら、メタいとは言いません。
例えば、織田信長を扱い、ある程度史実に沿って戦が起きる作品があったとしてそれをメタいと言うか?というと、そんなことはないでしょう。

ポイントは「ノンフィクションであるかどうか」ではなく「現実を持ち込んでいること」の方です。

織田信長が急にスマホで位置情報を確認しだしたり、
ウィキペディアに書いてあったとか言い出したら、少しメタいですが、「ファンタジー的なジョーク」とも取れます。
ただノンフィクションを描いているなら、それは「メタい作品」ではなく「ノンフィクション作品」ですし、
「フィクションにノンフィクションを混ぜた作品」はよくある話であり、印象として「メタい」とは言わないでしょう。


メタ
という言葉を他の言い方にすると
「高次の(一つ上の次元の)」
となります。

現実を取り入れる(作品内に持ち込む)
というのは、
「作品を読みながら、読者同士が、あるいは作者が、語り合っている現実の次元」
のことです。

「物語はまだ中盤なのに、もう犯人が捕まったってことは、この話、まだ何かあるぜ?」
と読者なら、作者なら分かってしまうことですが
それをそのまま、作中登場人物が言ったらメタです。

もし、主さんが「そうやってたまに作品を抜け出してキャラクターたちが現実視点からモノを言う作品があったとしたら」ということで質問されているなら、
そうですね、それはメタい文です。

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