【胎児の不思議】 医学では解明しきれていない胎児の謎も存在する。 ①…

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2024/12/08 11:18(更新日時)

【胎児の不思議】

医学では解明しきれていない胎児の謎も存在する。

①胎児の呼吸

胎児は胎盤とへその緒(臍帯さいたい)を通して母親から酸素の補給を行うため肺呼吸はしていない。 しかし妊娠28週ごろから羊水を飲んで肺の中で貯めて膨らませ吐き出すようになる。羊水を飲むことで呼吸の練習をしている。 胎児が初めて肺から呼吸をするのは産声を上げる瞬間となる。

胎児は羊水という水の中に浮かんでいる。息をしようとすると羊水を飲んで溺れてしまう。胎児はへその緒を通して体に必要な酸素をもらい、いらなくなった二酸化炭素を渡している。

妊娠初期の胎児はエラやしっぽがついて魚のような形をしている。エラがついてしっぽがあるのでエラ呼吸をしているかと思うが、実際は胎児は母親の胎内でエラ呼吸はしていない。 やがてエラがとれ肺ができヒトの形に近づいていく。

胎児が10-15週ぐらいになると、あくびやしゃっくりを始める。 胎児が生まれた後、呼吸をはじめるための準備である。 生まれた後は自分で呼吸をずっと続けなければならないので練習をしているのだ。

胎児が子宮から外へでた瞬間にまず行なうのは産声をあげること。呼吸運動で空気として酸素を血液の中にとり入れ二酸化炭素を吐きだしはじめる。

②胎児の運動

母親が胎動を感じるのは妊娠15-20週。しかし胎児は妊娠8週くらいから動いたり、身体の向きを変えたりして動いている。妊娠10-20週くらいからは、あくびや口をもぐもぐさせるなど、生まれてから生きていくために必要な練習を始める。

羊水に浮かんでいる胎児は活発に動き、泳いだり、足を曲げたり伸ばしたりする。徐々に指を吸うなどの細かい動きもできるようになる。脳の発達が活発になると運動をコントロールすることができるようになっていく。

③胎児の発達

受精卵として始まった新たな命は、いくつもの段階を経て成長していく。受精卵は胚盤胞(はいばんほう)、胎芽(たいが)、胎児へと発達。

妊娠してから出産まで胎児の身体は日々変化していく。1mmにも満たなかった受精卵は3000gの胎児へと成長。

4週-10週までは胎児の器官形成期と呼ばれ、脳、目などの神経、心臓、胃腸、手足などの器官・組織が形成されていく。

皮膚の組織は妊娠10週目ごろから作られ始め、大人と同じような皮膚になるのは34週。妊娠18週には頭に髪の毛も生えはじめ、胎脂(たいし)と呼ばれる胎児の皮膚を保護する物質が作られる。

妊娠初期の羊水は、胎児を包む卵膜や胎児の肌からしみ出した血液の成分が素になる。妊娠中期になって胎児が大きく育ってくると消化管や腎臓が機能し始め、胎児自身が自分のまわりにある羊水を飲みこみ、それを尿して外に出すようになる。胎児の老廃物はへその緒を通して母親に渡している。

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No.4190751 (悩み投稿日時)

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No.1

【胎児の不思議】

医学では解明しきれていない胎児の謎も存在する。

妊娠7週までの胎児は胎芽(たいが)と呼ばれる。このころの胎児にはしっぽやエラがありタツノオトシゴのような形をしている。

④染色体の謎

精子と卵子が結合し、それぞれの染色体が合わさって受精卵となる。染色体とは両親から受け継いだ遺伝情報がのっている。人の染色体は46本(23対)あり、44本(22対)の常染色体と2本(1対)の性染色体に分けられる。染色体は治療ができないため、染色体異常の病気が見つかった場合でも治療することはできない。

精子と卵子が出会って融合したものが受精卵。精子と卵子は卵管の先で受精卵となり、細胞分裂を繰り返して卵管内を子宮に向かって移動する。受精卵は胚盤胞、胎芽、胎児へと発達していく。

⑤双子

自然妊娠での双子には2種類ある。

・偶然2つの卵が排卵され2つとも受精し着床した場合

二卵性双生児2つの卵由来ということ。両親の遺伝子を引き継いでいるが二人の間でまったく同じ遺伝子配列ではない。性別が違うこともあるし、顔もあまり似ていないことも多い。

・1つの受精卵が着床までに2つに分かれてしまいそれぞれが着床した場合

一卵性双生児と呼ばれるものです。1つの卵由来なので遺伝子は全く同じ。性別は必ず同じで顔も声も瓜二つの場合が多い。

⑥流産

妊娠の15-20%の確率で流産となる。流産の85%は妊娠12週までに起こる。 3人に1人の女性が流産経験者と言われている。妊娠11週までに起こった流産は胎児側の原因(遺伝性疾患、先天性異常)によるもの。よって、受精の瞬間で流産かそうでないかが決まる。

⑦染色体異常

染色体の数に異常が何故発生するのか、原因については現在も解明されていない。

遺伝や病気が関わっているものや偶発的に起こるものなど、様々な原因によって染色体異常が発生すると考えられている。

染色体の検査➡NIPT(新型出生前診断)

NIPT(新型出生前診断)は非侵襲性出生前遺伝学的検査/非侵襲的出生前遺伝学的検査ともいわれ、母体血液のみで胎児の染色体異常症による先天性疾患リスクを調べるスクリーニング検査のこと


No.2

助産師は生まれて最初の数分で胎児の手足の指の数から、目、鼻、耳、口、お尻まで全部確認して記録を残す。

人がこの世に誕生するためには数多の奇跡が連続して起こっているのだ。

妊娠すること自体、あらゆるタイミングと条件がそろわないと起きない。いくら希望しても妊娠できないことめ多い。妊娠後も流産や早産になることも。分娩後、仮死状態で生まれてくることもある。

No.3

出産が始まる2週間前~前日になると、子宮の中で大きく成長した胎児が徐々に子宮口の方に下がってくるようになる。子宮口は1~2㎝。

出産の7~5時間前になると陣痛が強まる。子宮口は4~7㎝くらまで開く。胎児は骨盤のカーブに合わせて体の向きを変えながら(回旋運動)、骨盤の中を通り抜けようとする。出産の2~3時間前になると子宮口は8~10㎝くらいまで開く。子宮口は胎児の頭が見え隠れする。頭が骨盤を通り抜けたら胎児は肩を出すために横向きの姿勢に回る。

子宮口は全開になり胎児を出そうと子宮が強く収縮する。頭が出て続いて左右の肩が順に通ってきたら下半身がスムーズに出る。からだ全体が出てきた瞬間が新たな命の誕生。

No.4

【人の成長・発達】

〇成長段階

0ヶ月➡飲んで寝るを繰り返す
1ヶ月➡身体つきがふっくらする
2ヶ月➡周囲のものに興味を示す
3ヶ月➡首がすわりはじめる
4ヶ月➡昼夜の区別がついてくる
5ヶ月➡寝返りをす
6ヶ月➡おすわりができる
7ヶ月➡大人の真似をする
8ヶ月➡ずりばいをするようになる
9ヶ月➡ハイハイをし始める
10ヶ月➡つかまり立ちが安定してくる
11ヶ月➡伝い歩きが安定してくる

①「乳児期(生後〜)」
赤ちゃんは一人では生きられないので、泣いて助けを求める。母親や周囲の人から愛情を受け、世話をされることで生きて育つことができる。適切な世話を受けることで、赤ちゃんと関わる人の信頼感が構築される。赤ちゃんは「希望」という力を獲得する。

②「幼児前期(18ヶ月〜)」
幼児前期の発達において最も特徴的なのはイヤイヤ期とも呼ばれる自我の芽生えの時期。何でも自分でしたいという挑戦欲により、さまざまなことが自分でできるようになっていく。

③「幼児後期(3歳〜)」
同世代の子どもとの交流が増え、幼稚園や保育園での友だちと過ごす外の世界に興味を持つ時期。知りたいという欲求「なぜなの?」というなぜなぜ期、また、ままごとやお店ごっこなど、ごっこ遊びに夢中になる。

④「学童期(5歳〜)」
小学校に通って、学び始めさまざまなことを習得する時期。様々な課題に取り組むことで、自分に能力があることを自覚し、「有能感」を獲得する。

⑤「青年期(13歳〜)」
思春期である青年期は、「自分は何者であるのか」を思い悩む時期。「自分らしさとは」「自分は何をしたいのか」など、多くのことを考え、悩む。

⑥「成人期(20歳〜)」

得られる要素➡「愛」

⑦「壮年期(40歳〜)」

得られる要素➡「他者との交流」

⑧「老年期(65歳〜)」

得られる要素➡「英知」

⑨「肉体の死」
得られる要素➡「苦しみからの解放」

No.5

①元気な赤ちゃんとして生まれる
②両親から愛を受けて育つ
③学校ではみんなと仲良く勉強
④卒業後は社会人として働く
⑤仲良くなった異性と結婚
⑥子どもを授かる
⑦幸せな家庭を築く
⑧子供達の成長と独立
⑨夫婦だけの暮らし
⑩妻や夫に先立たれる

①障害がなく生まれる確率→96%
②片親世帯でない確率→98%
③虐待を受けない確率→99%
④いじめを受けない確率→94%
⑤不登校にならない確率→97%
⑥ひきこもりにならない確率→97%
⑦結婚する確率→77%
⑧夫婦の間に子供ができる確率→92%
⑨離婚しない確率→63%
⑩老後まで生きる確率→92%

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