言い方には大きく分けて2種類あります。 『肯定形』と『否定形』です。 …
言い方には大きく分けて2種類あります。
『肯定形』と『否定形』です。
で、これを踏まえて・・・
校門で見かける看板で、『関係者以外の人の立ち入りを禁じます』と言うあれ。
これは否定形の言い方です。
それであれば、
『学校関係者の方は、こちらからお入りください』。
この言い方ならわかりやすいと思うのです。
言い方次第で感じ方も変わりますよね。
どうでしょうか？（・・。
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例が学校の注意書きだから、賛同されないんですよ。
世の中に既にあるタイプの注意書きになっちゃいますけど、「トイレを汚さないで」より「いつもトイレを綺麗にご使用いただきありがとうございます」の方が印象が良い、みたいなことでしょう？
そもそもその表示は不審者にプレッシャーを与えるための表示です。校内で不審者を見かけた時にも、入り口に入るなって書いてありますよね？って言うためでもあります。
昔、小学校に不審者が侵入して何人もの小学生を無差別に刺し殺した事件がありました。あの事件の後、しばらくは校門に鍵をかけたり見張りが付いたりしました。
「不審者」という言葉を角が立たないように言い換えた「関係者以外」の立ち入りを否定する為の前提条件ですから、公開拒否の為の提示文なので否定形でなければ効果はありません。
思い込みや詐称により接近するストーカーと考えてみてください。
「入っていいですよ」の文言権利を振りかざす為に何でもしてきますよ？自身の都合に無理矢理当てはめて曲解の限りを尽くして。
歓迎できないモノを拒否する為には否定の文言が必要なんです。
「学校関係者」がどこまでの範囲を示しているのかわからないのも問題ですね。
もちろん生徒や保護者、教員は学校関係者でしょうが、たとえば「姪っ子が学校に通っている人」とかはどうでしょうか。
それこそ「この学校の近くに住んでいるから関係者だ」も通用してしまいますよね。毎回、見るたびに悩んでいます。
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