少し長くなります。 おじいちゃんの話です。 現在中学生 私の家は母子家…
少し長くなります。
おじいちゃんの話です。
現在中学生
私の家は母子家庭なので、おばあちゃん=お父さんみたいな感じがあります
お母さんやおばあちゃんに怒られても、いつもおじいちゃんだけは笑ってくれました。
野菜づくりが趣味で、夏には毎年、私の大好きなトマトを沢山育ててくれました。
りんごが大好きで、誕生日にアップルパイを焼くと、「お店より美味しい」と喜んで食べてくれました。
そんなおじいちゃんが、お酒の飲み過ぎにより、喉に病気を患ってしまいました。
発症から半年、手術が出来るギリギリの状態です。
これより少しでも悪かったら、病気が進んで死ぬのを待つ選択しか無かったので、本当に本当によかったと思っています。
しかし、ギリギリの状態となると、どうしても声帯を取らなくてはなりません。
お母さんから聞いた話だと、嗅覚も失われるそうです。
いつも笑った、面白い歌を歌ってくれた、習い事の発表会で褒めてくれた声がもう聞けない。
お菓子を作って、オーブンから香る匂いがもう分からない。
そう思うと無性に悲しくなります。考えると泣いてしまうので、今もこれを書きながら泣いています。
そんな状態でも、私が悲しいことを伝えると、
「我々は宇宙人だ~みたいな声で話せるマイクがあるから大丈夫!」と、私を心配させないためか、いつもの面白いおじいちゃんでいてくれます。
声帯を取るのは、おじいちゃんの誕生日の6日前です。
おじいちゃんの声が聞けるのも、今月で最後です。
マイクではなく本当の声で名前を読んでもらえるのも、あと少し。
お母さんとおばあちゃんは「自業自得」とは言っていますが、本当はやっぱり悲しくて、これも私を心配させないためなのかなと思います。
お母さん
おじいちゃんの通院に付き合いながら、仕事、私の世話、料理をしてくれてありがとう。
おばあちゃん
一番抱えるものが大きい中でも、外に遊びに行ってくれてありがとう。
おじいちゃん
いつも笑ってくれてありがとう。
美味しい野菜をありがとう。
美味しく食べてくれてありがとう。
お医者さんに相談された時、真っ先に手術することを選んでくれてありがとう。
全くまとまりがない最後ですが、ここまで読んで下さりありがとうございます。
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削除されたレス (自レス削除)
素敵なおじぃちゃんですね。
早く病気が見つかって良かったです。
前の話しですが、病院で働いていました。
おじぃちゃんが、面白く話した、われわれは宇宙人だ〜のマイク、をした患者さんもいました。確かに本当にロボットのように聞こえてしまうのですが、ちゃんと会話できます。
おじぃちゃんの声が聞こえなくなってしまうのは、本当に悲しいと思いますが、おじぃちゃんの大好きな笑顔は見続けられます。
本当に早く病気が見つかって良かったですね。
手術頑張っていただきたいですね。
遠くから応援しています。
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