毒親について。 先日チャップリンの伝記を読み終えました。 彼は幼少期に壮…
毒親について。
先日チャップリンの伝記を読み終えました。
彼は幼少期に壮絶な貧困のため親元を離れて救護院に入所せざるを得なかったようです。
母は女手一つでなけなしのお金を稼ぎますが、梅毒と貧困に押しつぶされたことが原因で精神科病院へ入退院するようになりました。
そのためチャップリンは救護院に入ることになったのですが、救護院にてチャップリンがタムシという非常に感染力のある感染症を患ってしまいました。
面会に来た母に施設職員が「チャップリンはタムシで顔が汚くなってしまってるし、近寄らない方がいいですよ。」と伝えると
「そんなことないわ、子供はどんな姿になっても私の子なら可愛いの、世界一可愛いわ!」とタムシを罹ったチャップリンを、笑顔で躊躇無く抱き寄せて頬にキスをしたっていう、母の無償の愛が窺えるエピソードが記されていました。
でもチャップリンの母は決して聖女というわけではなかったそうです。自由奔放でチャップリン含めて息子が3人いたけども、子供の父親はそれぞれ全員別人だったとのこと。
しかもチャップリンを産んですぐに同じ劇団の男性と不倫関係に陥ったり、チャップリンが生後6ヶ月でアルコール依存症の夫と離婚、更には長男の父親とは結婚してなかった記憶です。
現代基準で言うと完全に毒親ですよね…
でも、チャップリンはそんな母親のことを尊敬し、地位を築き上げて莫大な収益を得るようになってからは精神病の母を引き取り、63歳で他界するまで面倒を見たようです。
そして母はチャップリンに才能があると思い込ませるように役者として育てたともあります。
現世では母親失格と非難轟々なお母様ですが、チャップリンは母を尊敬して偉人として歴史に名を刻むまでになったのは事実ですよね。
そう考えると毒親かどうかって、やはり世間がとやかく言うことではないですよね?
当時は国全体が貧困だから現代とは時代背景が違うという指摘があるかもですが。
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他人にはよその家庭の中のことまでなかなかわからないですからね。
反抗期の子どもなんてなんでもかんでも親がのせいって言うし。
親だって初めて育児の時は未熟なのは当たり前だし。
貧乏なら毒親という訳ではない。
難しいよね。子どもを愛してたら反抗期になって親から離れようと反発するし、愛さなければ愛してくれないって反発するし、親も悩みながら子どもと一緒に成長する。
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