体育がすごく辛いです。 はじめまして、中学2年生のものです。 私は体育がとて…
体育がすごく辛いです。
はじめまして、中学2年生のものです。
私は体育がとても苦手です。苦手というレベルですらないかもしれません。ボールを蹴ろうとすればふんのぼって転んでしまうし、お手本みたいに手を曲げたら速く走れなくて手をまっすぐ下にやるのが一番速く走れるし、マット運動をやるとめまいがします。
それでも下手くそなりに頑張ってたんですけど、今年おんなじクラスに結構口の強い子がいて、下手くそ！っていわれます。障害者！とも言われます。まあこれだけ下手だとほんとに何か障害あるんじゃないかって気もしてきますが。
それに、体育の先生がふざけてる真面目にやりなさい！っていいます。真面目にやってるのに。頑張っても頑張ってない頑張りが足りないって言われます。叱られるのは本当に悲しいです。
前から痛いことや気持ち悪くなることが多かった体育ですが、強い言葉のせいでもっと辛くなりました。体育のある日はお腹も痛くなる気がします。助けてください……
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こんにちは、中1です、
私も体育苦手です…2人でパス練習のときも上手く出来ずあきれられます…
障害者というのはよくない、しっぱないじめです
親や友人などに相談しましたが…？
相談してもダメなら、保健室の先生やカウンセラーの先生に相談してみてください、
きっと力になってくれます…
1人で溜め込まないで…無理しないで…
頑張りすぎないで…
きっとあなたを助けてくれる人が来ます…
役に立ったらいいな、
無理しないでね…
学生時代のスポーツテストは常に1級で、運動には自信がある私ですが…、参考になる話しが出来れば幸いです。
私から見て、運動が苦手な人は自分の身体の能力をほとんど引き出せないでいるのだと思います。
本来はもっと能力があるのに、それを引き出せない最大の理由は体幹です。
運動能力は必ずしも体型で決まりません。
身体の細い人でもパワフルな人はいますし、太っていても身軽な人もいます。
これは主に体幹が大きく関わっていて、必要な時に必要な能力を出せる様になるのがそれです。
例えば、ボールを投げる・蹴る…という能力にしても、体幹がしっかりしている人は大したトレーニングを積まなくてもある程度は簡単に出来るものです。
それはボールを投げる・蹴る為の必要な能力を脳がうまく反応して、関節や筋肉に適度な指令を出す訳です。
体幹がしっかりしていないと、脳からの指令がチグハグで、身体のバランスが取れずにおかしな動きをしてしまいます。
それが変な方向にボールを投げたり、蹴ろうとしたボールの上に乗ってしまったりするのです。
体幹を鍛えるという事は、脳と身体の連携を取る事であり、自分の身体の能力を活かす事なのです。
では体幹を鍛えるのに簡単な方法は何でしょうか？
いろいろありますが、お手軽なのはやはりジョギングです。
ジョギングと言っても無理に速く走る必要はありません。
脳から指令を出して、手足を動かして走って進むという単純なトレーニングを続ければある程度の体幹はすぐに鍛えられます。
その他ではバランスボールに乗るのも良いです。
バランスボールの上に座って、足を浮かせて上手くバランスを維持します。
これも脳がバランスを取る為の信号を身体に送り、背中、手足、頭など、身体の様々な部分を同時に動かして、バランスが崩れない様に脳と身体が連携するトレーニングです。
この２つのトレーニングは単純ではありますが、体幹が養われていない人達に取っては手軽に鍛えられる手段です。
繰り返しになりますが、良く覚えておいて欲しいのは、『自分は運動音痴なのではなく、自分の身体の能力をまだ上手く使えてないだけ』という事です。
少し鍛えればすぐに効果は実感出来ると思います。
必要なのは「脳と身体が連携出来る様になるまで、繰り返しやって感覚を覚えさせる」事です。
ジョギングは目的によってやり方が変わるんですよ。
大きく分けて、「競技の為の基礎体力向上と体幹を養う目的のジョギング」
それと「健康維持の為のカロリー消費や足腰の筋力維持の為のジョギング」ですね。
この2つの大きな違いは、前者は走る時のフォームがとても重要です。
後者は身体に無理な負担を掛けない事が最優先です。
体幹を鍛えるのは前者なのでそれを説明します。
ジョギングは競技的な表現だと、「ジョグ」や「ジョック」などと言われます。
(以降は競技に使われる方のジョグの名称で説明します)
ジョグは特に激しいスポーツでは運動前に筋肉ほぐしたり、運動後に行って急激な筋肉の膨張を和らげる為にと、とても重要な役割を果たします。
このジョグですが、ただ走るだけならそれこそ健康の為だけのジョギングになってしまいます。
アスリートの中でさえもまともなジョグが出来ていない人が多いです。
私は学生時代に箱根駅伝に出場しましたが、そういった選手の中でさえ、ちゃんとしたジョグが出来ていない選手もいたほどです。
ジョグの基本はフォームです。
ダラダラ走るのではなく、モモを少し高く上げて腕の振りも少し大きく、そして顎を引いてなるべく真っ直ぐな姿勢で走るのがジョグです。
ジョグがきちんと出来てる人は、だらだらと走っている人達の中にいても「あ、この人、出来る…。」というくらい雰囲気が違います。
そうして正しいフォームで繰り返し走る事で、身体にそのフォームを記憶させます。
正しいフォームが記憶されると、『走るのに最も理想的な身体の動かし方を脳が学習します。』
これが体幹を鍛える第一歩になる訳です。
こうして自分の脳が無意識のうちに「身体の効率的な動かし方を学ぶ」と、走る事だけではなくいろんな運動においても「脳が学んだこと」が活かされる様になります。
注意点として、おかしなフォームで繰り返しトレーニングしても『脳は何も学べません』
それではいつまで経っても体幹は鍛えられないという事です。
体幹の極意は、『脳が発する無意識領域の信号と身体の中枢機能を如何にリンクさせられるか？』です。
脳と身体は別物です。
脳だけ鍛えても身体は付いてこない。
身体だけ鍛えても上手く脳が信号を送れない。
これを理解する事が大切です。
ジョグの正しいフォームは動画などで検索してみてください。
すみません。補足です。
正しいジョグのフォームを真似て走ると、最初は相当キツいと思います。
でもそれがとても効果的な事なんです。
キツい＝身体を上手く使えないから…なのです。
その状態は脳からすると、
「なんだ？このキツい走り方は？いつもと違うぞ？」と拒否反応を示していますし、
身体にしても、
「なんだ？わざわざこんなキツい動きしたら疲れるだけだ」と悲鳴をあげてる状態なんです。
今までの悪い走り方を、脳と身体は「これが正解！」と思い込んでいる事を覆す訳ですから、初めはかなりキツいです。
わざわざ補足として説明したかったのはこの部分の話しであり、正しいジョグのフォームの身に付け方について説明します。
動画で見たフォームを初めは鏡の前などで確認して下さい。
スマホなどで自分が走る姿を動画に撮って確認するのも良いです。
その正しいジョグのフォームで、最初は5分走ってみてください。
5分と言えど、正しいフォームで走る5分はとても長く感じると思いますし、結構キツいですよ。
もし5分も持たずにフォームが崩れる様ならば、それ以上は走らなくても良いです。
正しくないフォームで走り続けるのは意味が無いどころか、余計に正しいフォームで走れなくなるので悪影響しかありません。
自分の体力と相談しながら、正しいジョグのフォームで走り続ける時間を少しずつ長くしてみてください。
もし10分走れる様になったら、必ず体幹はある程度鍛えられていますので効果を確認しても良いでしょう。
実感を得れば継続させられる力になりますから。
今まで苦手だった事をやってみてください。
おそらく自分でも驚くと思います。
そして自分の身体の使い方に対して、「なるほど、こういう事かぁ…。」と納得すると思います。
とても重要な事なのでもう一度念押しします。
正しいジョグのフォームで10分でも走る事は体幹をしっかり鍛えています。
ですが悪いフォームで走るジョグは、何時間走っても無意味どころか身体に悪いだけです。
フォームが大事。
フォームが大事なんです。
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