田舎町のそこそこ裕福な旧家で甘やかされて育ちました。 学生時代は私の環境を知る…
田舎町のそこそこ裕福な旧家で甘やかされて育ちました。
学生時代は私の環境を知る担任や親戚、様々な人から「あなたは苦労知らずだからね」「何不自由なく育ってる幸せな人だから」「苦労ってものを知らないお嬢様だものね」とよく言われ、何でか「苦労したい」「苦労している=偉い、立派」という認識が染み付きました。
「苦労している人」への憧れから、何か選択を迫られた時に、自分の希望とは違う嫌なほうを選んだり、相手に譲ったり、自分が我慢する方向に徹底しました。
他人に「えぇ〜…？それが良いの？😅」と言われても、「はい、私はこれに魅力を感じるんです」と適当を言ううちに、私は本当は何が好きなのか分からなくなってきて、「一般的に誰も欲しがらないものを好む自分」が本当の自分みたいになってきました。
頑張って国家資格職になり、安定した収入を得て、20代から無職の彼氏を長年養い、結婚しました。
親から「苦労するのが目に見えている」と反対されるほどに「絶対に別れない」と食い下がりました。
子どもも産みました。
生活費全部出して家事育児も８割方私がしています。きついです。
気がついたら「すごく大変じゃない」「苦労しているね」と言われるようになっていました。
全く嬉しくありませんが、しかし「そう言えば私、苦労していると昔は言われたかったんだよな」と思い出しました。
もちろん「苦労知らず」と言われていたことのせいには出来ません。
あの時の私は子ども。今はいい大人。
馬鹿ですね。
しかし「苦労したほうがいい」という思考が染み付いて払拭できない。
子育てだけははっきり幸せです。
それ以外では、もう嫌な方をあえて選ぶのやめたいです。
自分が正しいと思うことを図々しく押し通したいです。
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苦労とはなんでしょうか。
自分の文章を読んでいて「苦労ってこういうことじゃねーよ」と思いました。
最後の一文に入れた「自分が正しいと思うことを図々しく押し通し」抗う、そうやって戦えて初めて「苦労」と言えるのかもしれません。
変な人だなーと思って読み始めたけど
最後の文で、あれれ単なる嫌味な人じゃない？と思いました
あなたは決して恵まれて育ったわけじゃないみたい
与えられるが故に大事な部分が育たないまま大人になっちゃった可哀想な人かもしれないよ
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