話さない息子…

気になることがあるなら、自治体の幼児発達支援センターに相談したら良いと思います。
私は三歳児健診で次男のこだわりや大きな音への耳ふさぎが気になり、自閉症ではないかと伝え発達支援センターを紹介して頂きました。
公的機関の幼児発達支援センターにて発達検査を受け、１年療育に通い、今年４月から支援児枠ではなく保育園に入園出来ました。月に一度は就学に向けた発達状況を判断する為支援センターに通っていますが。

私にはADHDがある高校生の長男がおります。
長男が幼少期には支援センターや療育機関等を知らず又、育てにくさは感じながらも障害、発達障害への知識も薄く、健診時や園から指摘もなかった為、只の育てにくい子、として向き合ってしまった経験があります。

発達に気に掛かる事があれば、障害の有無等への疑いに関わらず相談すれば、支援センターがしっかり対応し、必要とすれば療育してくれます。
専門家に掛かれば細やかに我が子の成長が分かります。

次男のこだわりや耳ふさぎは一時的な物でした。
三歳児健診当初、発達支援センターでの発達検査では運動面が月齢より－1.7歳だった事、こだわりを緩和する必要がある事により療育に１年通い実月齢に追い付きました。
自閉症の疑いはないが、発達障害に関してはまだ分からない状況ではありますが。

心配事は専門家にお任せするのが良いと思います。
公的機関が充実していないのなら、評判の良い小児神経科への受診、発達検査が良いと思います。

何も問題がないならそれが一番ですし、今何か出来る事があるならしてあげて欲しいと思います。

私自身、長男を育てて来た中で「何か気になる」をおざなりにした為、彼のADHDに気付かず沢山傷付けてしまった事は後悔でしかありませんし、症状が顕著に現れ出したのが小学校高学年だった為、療育もしてあげらないままでした。長男はADHDの中でも多動がない不注意優勢型、知能指数は平均で、生きにくさを感じ葛藤する姿を日々目の当たりにしながら、次男が懸念されていた自閉症ではなく療育により「何か気になる」部分がなくなりつつある事は、長男を育てた経験からであるからこそ、長男には申し訳なく感じることしか出来ないです。

長くなりましたが、人は一人一人産まれた瞬間から成長過程が異なり、その異なりを他者と比較する事には全く意味がないと思います。
必要なのは「母親が我が子に違和感を感じたら」「母親が我が子の成長に不安になったら」「母親が我が子を育てる事が辛いなら」専門家を頼るべきです。


先にも書きましたが、周りとの比較は無意味です。
どんなに同じ成長過程を経た経験者の話を聞いても、全く異なる存在です。
軽い気持ちで公的機関なり専門医なりに相談した方がずっと安心出来ますよ。

全く