日本の独特な性について。児童ポルノ取り締まりによってTwitterのアカウントの凍結される率の世界の40%が日本らしいですね。全世界のほぼ半分…。おそろしいです

その点を踏まえた上ではあるものの、児童の性的搾取に対するあなたの意見には、私も共感します。
例えば、excite.ニュース（10月13日）によれば、twitterのユーザー数は全世界で3億1000万人であり、そのうち日本国内のユーザー数は4000万人であり、これは全体の約13%にあたるそうです。この約13%に対して、twitterが10月に報告した児童の性的搾取およびそれを助長するアカウントの約38%が日本のアカウント（日本人以外も含む）であったことは、驚異的な比率であると言えるでしょう。

児童の性的搾取およびそれを助長する行為が大いに犯罪性を孕むものであることに異論を唱える人は、まずいないでしょう。このような児童の性的搾取に関する行為を監視、抑止、場合によっては法的措置を行うことが望まれます。その一案として、あなたが仰っていたように日本の大人に対する性の再教育を行うことも、効果の期待できる施策となるかもしれません。また、被害者となりうる児童たちに対する性教育やネットリテラシーの教育も、有効であるでしょう。また、これらの教育は、児童自らによる児童ポルノ違反による犯罪や書類送検など（例えば京都新聞,7月14日）を抑止することにも役立つ可能性があると私は考えます。

また、この問題は別の角度から捉えることも可能でしょう。
例えば、twitterの報告する結果は、もちろんtwitterのユーザーに限定されます。児童の性的搾取が行われる場としてtwitterアカウントを利用する性的搾取は、全ての性的搾取の機会の何割に及ぶのでしょうか。twitterが報告した数値は驚くべきものではあるものの、問題の全容を明らかにできるものではありません。その驚きとは別の場に、より驚くような性的搾取の実態があることも考えられます。そしてその問題は、日本のみには限りません。明かになった数字や事実以外にも関心を払うことが、重要であると私は考えます。