先日、部下が子供の熱を理由に仕事を休みました。 その後彼女が休んで迷惑をかけたことを 謝りにきたのですが、 部署をかえる希望とか出せないか？と聞いたら

子供はいませんが、女性として言わせていただくと、今回の発言は最低ですね。そして謝罪もラインで済ませるなんて。本来謝罪とは相手の顔を見て言うことでは？私も同じ事されたら既読無視するかもしれません。｢は？！ラインで謝るの！？｣と。特に自分の上司からそんな事されたらガッカリです。もう信用しません。

これだから出産をする女性は働きにくくなるんです。彼女だって時短勤務で会社に迷惑かけてる事は重々分かっています。だから不満も言わず本当は帰らなきゃいけないけど残業して彼女なりの罪滅ぼししてたんですよ。勤務時間が短い上に残業もせず帰る。周りから見たら｢これで同じ正社員？｣って思う人もいると思います。そういう視線は全て気付いています。親に頼れず病児保育に預けたり、彼女も極力仕事に穴があかないように頑張っていたことは容易に読み取れるのに｢部署異動の希望出せない？｣って、未来の日本を担う子供を命懸けで出産、育児している人によくもまぁそんな無神経なことを言いましたね。そんなつもりがなかったと言っても相手が嫌と感じたらそれはダメなんです。いじめと一緒です。

自分で言うのもあれですが、私の職場は育児世代の働き方に力を入れており、男性の育休、時短勤務、看護休暇、学校行事などの特別休暇取得は大歓迎です。確かにその分人は足りなくなりますので、業務改善会議等で話し合いながら、余計な業務を省いたりしています。人がいないのですからみんな出来るだけ余計な仕事したくないのは当たり前です。そしてその省けた分、他の仕事に取り掛かれるので結果残業は減りました。そして何より1番大事なのは周りの理解です。帰りやすい雰囲気作り。子育て世代に限らず自分だって色々な都合で急に遅刻、欠勤する可能性は十分ありますよね？男性は｢いやいや自分は仕事休まない。｣と思うのかもしれませんが、女性だって休めないんです。でも休むしかないから会社に頭下げて休んでいるんです。奥さんは悪くないのに。奥さんというか別に誰も悪くないですね。お互い様なんです。

そして経験談ですが、お互い様精神が浸透してくると、周りに感謝の気持ちが生まれ人間関係がかなり良くなります。｢今日はもういいよ、帰ってあげて～。｣の一言で、申し訳なさより感謝の気持ちが芽生え、仕事のモチベーションが上がります。確実に。

長くなりましたが、もう一度直接彼女に謝ってください。