子供が私の観賞魚に．．．

娘さんは、主さんを困らせてやろうとしてるわけでも、水槽が嫌いなわけでもないよ

ざっくり言うなら人生というか家庭内というか、跳ね返って来るものがないから退屈なんだ

中学生ってまだまだ物事を理解できてない
頭で「理解してる、知ってる」と思ってるだけで実際には理解に「心」が及んでない
物事の厚みをまだ知らない

主さんがどれだけ水槽を大切にしてるのかを知ってるようでいて実はまだまだ知らない
心が追い付いてないから

「水槽を大切にしてね」と話しても、本人は「知ってる」と言だろうけど「大切さをまだ知らない」

大切なモノを失ったことがないから「今あるモノの大切さ」が分からないんだ

まだ自律してない
未成年だもんね
でもそれが普通だよ
大人ですら失うまでは大切さに気づけないものだから
経験値で言うなら知らなくて当然
そこを突き詰めることは出来ない

主さんも大変だろうけどそういう葛藤ってどの父親も経験してると思う
「わかって欲しいのに、わかって貰えないもどかしさ」

それはある意味その葛藤を体験させてくれたことは喜ばしいことだと思う

なぜなら父親(家族)だからこそ味わえるもどかしさ、虚しさだから


娘さんはそろそろ何かを創造したいと思い始めてる
これからはいろんなモノに手を出していくと思う
浅く広くね

そこで自分に合った何かを創造しようと決めるはず
それが恋なのか勉強なのかスポーツなのか仕事なのか、それは分からない

ただ主さんは充分役割を果たしてると思う
もちろんこれからも課せられるだろうけど、いい父親だと思う
少なからず娘さんにとってはいい父親だよ

奥さんは娘さんをちゃんと見てると思う
それに娘さんにしてることは自分への癒しになってるので、奥さんはそれでいいんだ

主さんは奥さんの後ろ楯になってあげるといい
そうすると上手くいくよ

もしアウトドア派なら家族で何かチャレンジするといいかも
皆でやるのがいい
より一層絆が深まるから
一体感から物事の厚みを理解していくからね

それに気が内に籠らなくなると思うので悪戯的なことはなくなるんじゃないかな

今やってることに悪意はないから、直接そのことを四の五の言わないほうがいいよ
もし言いたいならお嫁に行く時にでも言ってやるといい
もちろん笑いのネタとしてね

主さんはドンと構えてれば問題はない
事実問題は起きてない
大人の器量で収めてあげて欲しい
大丈夫だから