死刑反対！それはいかなる理由があってもだ

じゃ、あなたが殺人犯に殺されても、その犯人は死なない世の中をお望みなのですね。
あなたにもし、自分より大切な人間が出来たとして、その人が殺人犯に殺されても、やっぱりその犯人は殺されることはない。そんな世の中を望んでいるのですね。あなたは、本当に大切な命と、そうでない命があるということを知らない、無知という重篤な病に侵されているだけです。
ヨーロッパで死刑廃止の風潮があるのは、魔女狩りの歴史があるからです。
要するに司法に信頼感が無いのです。死刑廃止の国が人命を尊重する国というのは、単なる愚か者の勘違いですよ。
百人殺しても死刑にならないなら、猟奇的犯罪者からすれば、殺さなければ損ということになります。
たった一人の凶悪殺人犯一人の命をいきながらえさせる為に、善良な人間が何人も殺されるかも知れないというのが、死刑のない世界なのです。
死刑には犯罪抑止の力はないというのも、実際の事件で誤りであることは明らかですし、冤罪と死刑廃止を一緒に議論することも誤りです。例えば痴漢冤罪であっても、その人の人生にとっては、死刑宣告に等しい場合だってあり得る。
死刑廃止論の誤りは、あらゆる面で論破された問題ですし、究極的に死刑を廃止しても、実利を得るのは死刑になるぐらい犯罪を犯した人間だけです。