風俗嬢は道具でしょうか？

僕は法律の勉強をしている関係上、弁護士さんの知り合いも多いですが、弁護士もボランティアではないので、はっきり言ってお金にならない仕事は受けません。主さんからは相談料以上の何かの報酬が見込めるわけでもないですし、やはり、真剣に対策を考えてくれる弁護士というのは相当に少ないんではないでしょうか。
そもそも一年間働かないといけない誓約書なんて当然無効ですし、法律上はたしか二週間くらい前に言えば、どんな誓約書を書こうとも必ず辞められます。ですから、主さんが気を強く持って辞めると言って2度と店に行かなければ済むだけの話であって、弁護士が介入する必要はないです。親切な弁護士さんなら、お店に意見書みたいなものくらいなら書いてくれるかもしれませんが、相手が風俗店ということもあって、なかなかそれさえもやってくれない可能性も高いと思います。
法律上は辞められるとしても、事実上ひきとめられて辞められないと言うのであれば、やはりばっくれるしかないと思います。お店に借金があるとかでなければ、きちんと筋を通して辞めるとはっきりいえば、追ってきてむちゃくちゃなことをされるとかは普通ないんじゃないでしょうか。辞めるとはっきり伝えてもどうしてもダメで、さらに色々脅されたり暴力を振るわれたりしたら、その段階で弁護士に相談すれば、刑事事件なので取り扱ってくれる弁護士もきっといると思いますし、警察に相談してもよいと思います。
風俗で働くこと自体について僕はとやかく言うつもりはありませんが、主さんがオプションとかをきちんと断れないあたりからも、気が弱くてズルズル流されてしまう人なんだと思います。家族の事情とか色々あるにしても、もしかしたら、風俗で働くよりも良い方法があるんじゃないでしょうか。一回風俗で働いたからといって、その後普通の昼の職について結婚することだっていくらでもできると思いますし、安易に流されずに今後のために本当に何をするのが一番かを強い気持ちをもって考えて見てほしいです。
ある意味、単純に儲かるからっていう軽いノリで風俗をやってるならそれはそれでいいのですが、家族のために犠牲になって風俗をやっているとかであれば、なおさら、ちゃんといっぺん考え直してみてほしいです。