ゆっくりお風呂に入りたい

育ちが違い過ぎるのでしょう。

主さんは、お嬢様育ちとまでは言わないまでも、少なくとも平均的所得水準以上の家庭に生まれ、経済的コンプレックスや、これと言った不満もなく育ったと思います。

一方、旦那さんは、少年期には人一倍貧困な家庭に育ち、その経済的コンプレックスから、のし上がったようなタイプの人ではないでしょうか？

こういう人は、その経済的コンプレックスを心のバネに
「いつかヤツらの足元にビッグマネー叩きつけてやる！」
というような思いいっぱいに、頑張りに頑張り抜いて、起業したりするものです。

晴れて成功すると、人目につくところでは人並み外れた羽振りの良さを披露します。

しかしそこを一歩でも離れると、持ち前の貧乏性が剥き出しになるものです。

これは、少年期に貧困な家庭で育った人は、後世どんなに豊かになっても、決して抜けることのないものです。

この辺り、例え今はお金持ちでも、幼児期からの根っからのお坊っちゃん育ちの人とは根本的に異なるものです。

説得は無理でしょう。

たまたまお風呂に関して、一番最初にその持ち前の性分が現れたに過ぎないでしょう。

今後、様々なシチュエーションに於いて、持ち前の貧乏性は次々に露呈して来ると思われます。

お金に対する執着心は人一倍強く、今後事業は更に拡大し、それに伴って、収入自体は倍増する可能性はあるでしょう。

しかし持ち前の貧乏性は、後世の収入レベルとは無関係のものです。

例えいくら収入が増えても、その増収分は人目につく場での派手さに費やされるだけです。

ですから、今後も夫婦生活を続けていかれるのでしたら、その辺りを理解された上で、人目につくところとつかないところの違いに於ける、天と地とも差がある生活を受け入れていくことです。

これができなければ、離婚しかありません。

一般的に、少年少女期の育ちが違う人同士の共同生活は、殆ど不可能と言って良いぐらいに難しいものだと思います。