不倫叩き

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いじめの話もよく分かります。

いじめはまず、いじめる側が完全に悪いですね。いじめという結果的な構造だけで考えれば、いじめる側が完全に悪いです。ただ、いじめられてる事の原因が何か被害者側にもあるかもしれません。原因はあくまで原因であって、それが良いとか悪いという意味ではないです。どんな原因があろうと、それがいじめて良い理由にはなりませんからね。でも、単に客観的事実としてそれは知っとく必要があると思いますし、それがいじめを回避する材料にもなるかもしれません。

いじめという事で言えば、これも私はいじめる側の人間に大変興味があるのですが、いじめは大概集団でしますよね。そして、そのいじめをしている時は、その集団の中ではそのいじめは正当化されています。その構図というのは、私は自己承認を巡る行為に見えるんですね。私が過去に働いてた職場でもいじめがありましたが、やはり一人をターゲットにして集団でいじめます。そういう職場は決まって人間関係が希薄です。でもいじめてる時だけみんなまとまるんですね。その一人のターゲットをいじめる事で、その集団の居場所が出来るんですよ。それで安心するという心理があるんじゃないかと思うんです。それは自己承認を巡る行為に似ています。

だとすると、人を死にまで追い込むようないじめをする人は、裏を返せば人に認められたいという強い欲求不満があるんじゃないかと思いますね。非常に孤独が深い人間なんじゃないかと。それは何らかの加害者に対して、一方的に集団で叩く人たちにも、もしかしたら言えるんじゃないかと思いますね。その叩きも、非常にいじめの構造に似てると思います。