頑固でプライドが高い子

八百万の神様に感謝してみて

朝を迎えただけで「今日という日に感謝します」と、心の中でいいから、１秒で構わないから、その１秒を嘘偽りなく純粋な心を以て感謝してみて

空が晴れてるだけで素晴らしいと感じ、雨が降ると浄化だと思ってみて
桜が咲くと木々に感謝し、自然の香りを感じて、光りの中で生かされてる自分を感じてみて

それが母親の役目だからね
母親は感覚を司る

なので、幾ら口で正論を語り義務付けしても、そこに感覚(感謝)がなければ子供達は「口であしらわれた」と見抜いて、言うことを聞かないよ

母親は愛のシンボルなんだ
人生の素晴らしさ、感謝の奥深さをその身を以て、その態度で伝え、生命の厚みをもたらしてあげるのが本来の役目

それが子供の核になる

母親にその核なくして、子供が言うことを聞くわけがない


それから家事をしてる最中は鼻歌を歌ってみて
気持ちを穏やかに、リズムの中に鎮座する感じ

お母さんのそういう姿、そういう雰囲気を感じると子供達は安心するんだ

たとえばアフリカの裸族を想像して
お母さん達はいつも歌ってるよね

来客があれば歓迎の歌で出迎える
その歌が聞こえると子供達も顔を出して、跳び跳ねて取材班を出迎えてくれる

歌、そのリズム、その波動の軽やかさ
お母さんが放つオーラは、子供自身のオーラになるんだ

上の子はプライドが高いわけでも頑固なわけでもない

ものすごく我慢強くて自分を下に見てるんだ
妹より自分自身を下に見てる
主さんより下に見てる
あなた達の下にいるんだ

つまり、ものすごく我慢してるということ

なのに世の親達は、我慢強い子を更に我慢させる
だから心が聞こえなくなってしまう

誉めて誉めて誉めて誉めて誉めて誉めちぎってごらん

「あなたは私の誇りなのよ」という核を持って接すると、いつか声が聞こえて来るよ