最近の若い人って大人を全体的に馬鹿にしてる人が多すぎませんかね？ アイドルグループの欅坂？も、　見栄やプライドの鎖に繋がれたようなつまらない大人は置いていけ

まぁ、年功序列で、「年上に対してはそれが誰であろうと敬う」という風潮は薄まってきたのかもしれないですね。老害という言葉も普及しましたものね。

つまり、「大人を敬えというけど、『大人』とひとくくりにできないやろ。だめな奴は若者でも大人でもだめやろ」という捉え方が昔よりは広まったのかもしれません。

したがって、『大人』という単位で個人を馬鹿にするだけで、自分個人についても批判的に捉えることができない若者がいるとすれば、その若い人たちは、ただの『若者』としてひとくくりにされてしまうことになると思います。

欅坂の歌詞を見てみたけど、内容を攻撃的とまでは思いませんでしたよ。
「見栄やプライドの鎖に繋がれたようなつまらない大人は置いていけ」というけれど、これは私もそう思いますよ。
ただし、若者だって同じです。情報化され多様性も尊重される今日に、「見栄やプライドだけに縛られる若者」がいれば、正直その人たちも置いていかれると思いますよ。

同じ櫻坂の歌詞には、たとえば、「先行く人が…ルールを説くけどその目は死んでいる」とか、「ここにいる人の数だけ道はある」とか、「大人たちに支配されるな」とかありますが。これ自体は作品として良いですが、その内容を鵜呑みにして個人を馬鹿にする若い人がいるなら、それは短絡的過ぎるので、ただ幼いだけだと思いますよ。

現実には、「生き生きとした目ででルールを説く個人」だっているだろうし、「ここにいる多くの人の道が1つに通じている」こともあるだろうし、「支配したり扇動したり、金儲けの道具にしようとしない大人」もいるだろうし、「大人たちに支配されずに自らの意思で社会のルールなどに則る若い個人」もいるでしょうからね。

若い人にせよ、大人と呼ばれる年齢の人にせよ、『大人』と『若者』という単純な対比を、個人同士の関係に当てはめようとするのはステレオタイプにすぎるでしょうね。