死刑制度についての質問です。 現実世界では罪ない人が執行を望んだり、自ら命を投げ出すほど生きるには過酷な現実があるではないですか。 ですから、この制度には反

こんにちは。
日本は罪刑法定主義をとっています。
罪と罰を法で定めることによって、こういう罪に対してはこういう刑罰が生じるということを規定することにより、抑止力を期待しています。

しかしながら、罪刑法定主義には弱点もありまして、犯罪者にとって被る刑罰と犯罪によって得られる犯罪者の満足が一致してしまうと抑止力にならないということが起こります。(泥棒して10年の懲役なら構わないと考えた人は泥棒してしまうかもということ)

少し話がずれましたが、日本という国家が罪刑法定主義をとり、最高刑に死刑を規定していることには、日本に籍を置くものとして了解をしています。
上記のパターンを除いて抑止力として有効と考えていますし。

刑罰とはなんなのか。
自分の罪を見つめ直すためのものではないかと考えます。
死刑というものは、死をもって償うということだと考えます。
自分の罪を見つめ直すための手段としての最高刑ではないかと。
色々なパターンはあると思いますが、どんなに反省してこれから生きていこうと思っても、死刑執行となれば生きていけない。
主さんの言う、自ら命を投げ出すほどの過酷な現実は、その特定な人のみのもので、万人のものではないのでは？
命とは本当に重く尊いものです。

残された者たちの溜飲を下げるためなら、死すら生ぬるい位の業火に晒させた方がと思うこともありますが、それでは罪人と同じレベルに下がってしまいます。