私の親が亡くなった時、ものすごく落ち込んでいた私。 毎日、泣いてばかりいました。 旦那が絵文字を送ってきました。 私は、不謹慎だと怒りました。 旦那は、

自分がされて傷ついた、と言うのなら、同じことを人にしようとは思わないものでは？と思いました。
親御さんを亡くして、つらいのはわかります、わたしも平均よりはかなり早く早くに親を亡くしたので。
その時、夫がいてよかった、妹にも、旦那さんがいてよかった、と思いました。

わたしの傍にいよう、なんとか支えよう、としてくれている、その存在がありがたいと感じました。
親を亡くして何も感じられないくらい、心が死んでしまったような状態でしたが、そんななかでも、というか、だからこそ、いろいろと不器用な夫からの思いやりが響きました。

なぜ、主さんは、旦那さんをまるで敵のように見做しているのでしょう？
あなたを励ましたかった、という旦那さんのあなたを思う気持ちを、どうして素直に受け取れないのでしょう？
親御さんを亡くされた、悲しみや痛みや、悔しさ、やるせなさ、寂しさ…そういうもののはけ口にしてしまっていませんか？八つ当たりではないですか？
このあとは、ずっとあなたのそばにいて、あなたのためを思い、あなたの悲しみも喜びも我が事のように考えてくれるのは、もう旦那さんしかいないのですよ、敵ではないです。
今まで、親がくれていた、無償の愛はもう、受け取れません。これからの主さんの人生には、「お互いに支え合い、思い合う」旦那さんとやり取りする愛情しか、残されてないのですよ。
あ、お子さんがいれば、「子どもへ向ける自分へよりも、夫へよりも強い愛情」というのもありはしますが…

親の死、というものは、わたしは「誰かに無償で愛される時代の終焉」と思います。
夫は親ではありません。