さっきまで、鬼滅の刃を観ていました。 元々、フジテレビ系列ではなかった、最初のテレビシリーズから観ていて、こんなに人気になる前から、主題歌も含めて、面白く

昔の漫画には無かった最近のトレンドがバランスよく含まれてるところですかね？

昔→悪は悪。正義は絶対
鬼滅→鬼(敵)にも事情や悲しい過去があって感情移入出来る

昔→正義は強い、主人公は強い、多少苦戦してもその場で必ず勝つ！
鬼滅→主人公でもボコられる、徹底的に立ち直れなくほどの敗北を味わう(最後は勝つけど)

昔→主人公の仲間同士の絆は絶対！親友マンセー！
鬼滅→仲間同士でもそれぞれの思惑でバラバラになることも普通にある。脇役達にも個性や感情がある描写がたくさんある。

小さな差はあるけど、こういう描写で人気を博しているのが「ワンピース」とか「銀魂」ですね。
みんな好きなんですよ。
「強くて弱い、危なっかしい主人公」がw

後は鬼滅が人気出た一番のウリはなんと言っても「和」の世界観ですね。
日本人に馴染みやすい世界観と、感情移入しやすい日本男児の一途な主人公。

そして日本人の忘れかけた「着物」というノスタルジックなアイテムを使ったこと。(正確には羽織ですが)
これが引き金に爆発的な人気になった訳ですし。

剣や魔法、便利アイテムに特殊な乗り物など、今までの漫画は「どこかで見たようなもの」が繰り返し使われて来ました。
斬新な漫画でも結局は何か同じ様なもので溢れていました。

でも鬼滅は今まで無かった「着物」という、日本人の心と言っても過言ではないものをアイテムとして使った訳ですね。

「今までに無い新しさの中にある懐かしさ」

これが大ヒットした要因ではないでしょうか？

もう一つ付け加えると…、今の時代は「コスプレしやすい作品がヒットしやすい」というものもありますねw