この度の眞子様ご結婚問題。 複雑性PTSDとの発表があったということですが…… 正直もやもやします。 結局のところ、皇族って貴族ということでしょうか？特権

続きです。

それで、今日私が感じたのは、眞子様がどれだけ小室さんを愛しているとしても、その前に、皇族であることの責任、皇族にしか果たせない責任を、改めて強く認識し直してほしい、ということでした。
大戦の後、敗戦における責任を昭和天皇は重く捉え、日本国民のためにご自身が犠牲になろうとされた、と聞いたことがあります。ご自身は戦争に反対していたにも関わらずです。なんとご立派な、だからこそ天皇でいらっしゃるのだと感動しました。
眞子様や皇族の方々は、天皇とは当然お立場も責務の重さも違いますが、少なくとも我が儘が通る方々ではない筈。だからこそ、私達とは違う豊かさを享受できているのだと思いますし、国民からも愛される存在として、誕生から成長まであたたかい眼差しの中に身を置くことができている。国民とは違った窮屈な囲いの中におられても、ひたすらその責務を全うしようと、国民に対しては笑顔を向けて、日々お務めに励んでいてくださる、その思いがあるからこそ尊敬もできるし、自分達のような生活から離れた、上に属する方だと認められるのです。そういう意味で、美智子様も紀子様もご立派だと思っていました。紀子様を批判される方もいますが、私は尊敬できるお方です。
そんな皇族のお立場にあって、しかも30歳にもなろう眞子様には『日本国民のため』という意識は希薄ということなのでしょうか？
ご結婚を批判され、反対され、ならば諦めようとは思わず、自己の存在意義が揺らぐというようなことを言われるとは、結局根差しているのはそこではなかった、ということでしょう。嫁いでこられた美智子様、紀子様が大切にされてこられたものを、孫であり娘である眞子様はご理解できなかったのでしょうか？
ご公務が楽とは思いませんが、少なくとも、生まれながらのお姫様ですから、周囲から守られ、整えられた中での務めでもあり、国民が日々面している厳しさとは全く違うように思います。
眞子様の望む生き方を、ご両親や皇室が、もう仕方ないとして良しとした後には、国民の中にかなりの不信感が残る筈です。そこから起こる強い反発が導火線となって、この後更なる問題が起こってくるように思われ、それがとても怖いです。