ステロイドについて

皮膚科ではあまり強い薬は出したがりません。なぜかと言うとあなたのように効かなくなったら出す薬がないからです。

それと病院でもらったのだから安心とたくさん塗布する人がいますが危険です。強い薬を連用していて急に使用を止めたりすると症状が憎悪する場合があります。

だから痒みなどが強いときは内服薬を出しますよね。本来外用薬の皮膚からの薬効は内服薬の足元にも及ばないのです。

皮膚疾患にかかると言うことは皮膚の抵抗力がなくなったということです。唇は皮脂膜がありません。目の周りで３枚ぐらい、手は７枚ぐらいでしょうか。
皮脂膜がない状態の皮膚に強い薬をつけすぎたらどうなるでしょうか？憎悪する可能性が高くなるということですね。

要は体の免疫力をあげることが外邪の進入を防ぐことになるわけです。薬が病気を治すわけではなく、人が持つ免疫力が病邪を上回ることで病気に打ち勝つわけです。

死亡する人のほぼ全員の死因は肺炎です。ガンにかかっても死ぬ時は肺炎です。だからがん保険に入るときは良く調べて加入することです。