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生まれた場所が特別すぎて。
私は関東の、母の実家近くで生まれました。
記憶はあまりありませんが、母方の祖父母の家の近くに住み、両親と暮らす家と毎日往復して、とても祖父母っ子で本当に幸せそうな赤ちゃん時代だったそうです。
ところが3歳のとき、父の転勤で突然関西に引っ越すことになりました。
引っ越しの新幹線の中で、まだ3歳半の私が関東の祖父母の家に戻りたいと泣き叫んでいたといいます。
そこから幼稚園に上がり、本格的に自我が芽生えていく訳ですが、潜在意識の中に1番好きな場所から離された感覚があるのか、私が生まれた祖父母の家周辺があまりにも特別な場所になりました。
小学校に上がっても、毎回春休みや夏休みに祖父母の家に遊びに行くことだけを楽しみに生きていました。何ヶ月もカウントダウンしたり、父が再び関東に転勤になるという夢を毎晩のように見ていました。
普通はそれでも中学高校に上がると段々行かなくなるものですが、気持ちは薄らぐことなく塾や部活の合間に帰っていました。
学校で嫌なことがあっても、その場所だけは私のすべてを愛し、包み込んでくれる場所。
住んでいる関西の家よりずっと庶民的な普通の町なのに、私にとっては神聖な場所であり続け、そこで起こるすべてが特別に感じていました。
大学に入り、祖父が亡くなりました。その頃から、少しずつ時代は変わって来ている。もう自分は子どもじゃない、いつまでもこの場所に執着してはいけないと思い始めました。
でも、だめでした。
今年、社会人4年目のOLです。やっとの思いで夏休みをいただき、今再び祖母の家に来ていますが、気持ちはまだ変わりません。
町を歩いて来ましたが、小さい頃の記憶が蘇り、懐かしさで胸が痛く、こんなにも時はたってしまったと、切なくて苦しくなりました。
この場所に住んでいれば、どんなに幸せだっただろうと思ってしまいました。
もちろん関西にだって思い入れはたくさんあります。幼稚園から社会人までずっと過ごしているわけですから、大切な友人も、すべて関西にいます。
父が関西に来たのも実は出世コースで何不自由ない暮らしをさせてもらったので、感謝もしています。
ここまで生まれた場所に固執するのは異常なのでしょうか?
進学や就職で、祖父母どころか実家を出ている人すらたくさんいるので、そういう人たちはどうやって故郷から離れていられるのかを知りたいです。
中には故郷に思い入れなどない、とケロっとしている人もいますが、故郷を愛している方も多いと思うので。
ほぼ関西で育ったのに生まれた場所が好きすぎて仕方ない。でも、祖母は今も元気でこれからも長生きしてくれていますが、いずれはいなくなるときが来るし、その前に私もここ数年で結婚などをしたら、もう来れないかもしれません。
そうなったら、生きていけないくらい辛いのです。
故郷を愛する皆さんは、どのようにしてこの気持ちを断ち切っていますか?
文章だけでは完全に変人ですが、普段は今風なOLです(笑)。
時代が変わりゆくことを受け入れたいので意見をお願いします。
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>> 3
おじいさまおばあさまにとっても愛されて育ったのですね。
主さんがそこまで思い入れがあるなんてお二人も喜んでるんじゃないでしょうか。
私は…
そうですね、孫の中でもこんなにこだわっているのは私だけですからね(笑)。
弟は関西に引っ越してから生まれているし、いとこ二人は祖父母の家から車で20分くらいのところに住んでいたから、何の思い入れもないのでしょうね。
特にいとこの1人は今海外に住んでるくらいですから(笑)。
私は逆に酸いも甘いも、学生時代も青春時代劇もすべて過ごした関西にはそれほど思い入れがありません。
ですが、回答者様のように、いざ離れてみたら関西関西騒ぎ出すのかもしれません(笑)。
実際関西を離れたことはないわけですから。きっと当たり前の場所ではないからこそ愛おしく貴重に思うのでしょうね。
>> 17
良くわかります!
私の祖母は鳥取で、何もない田舎だけど、世界一の土地だと思ってます。
夏休みしか過ごせなかったけど、何の悩みもなく、野山…
引き続き回答を下さってありがとうございます。
もう、本当にそれなんです!!私が言いたいことを代弁してくれているかのようです(笑)
ストレスがなく、良い思い出しかありまさん。
いとこたちと混ざって行った公演やプール、亡き祖父が作ってくれた夏のかき氷、冬のもちつき大家。
書いていて涙が出てきます。
その反面、地元は友人がいて楽しい反面、うまくいかないこともあったり、受験勉強に苦しんだり。
そういった苦しさをすべて解放してくれたのが、私にとって祖父母の家周辺なんですよね。
>> 18
主さんにとって、逃げ場になってるのかなと思います。
だれにだってありますよ、心の避難所。
おばあさまのおうちやその近くに引越しして生活拠…
こちらも、まるで私の想いを代弁してくれているかのような内容でした。
心の避難所、まさに逃げ場でした。いつも行けば後何日で終わってしまう、とカウントダウンばかりしていて、現実に引き戻される感じでした。
そこを生活拠点にすれば何となく嫌いになってしまいそうで尻込みしている部分もあります。
大学受験の際は一度は関東へ進学するか悩みましたが、踏みとどまったのもその龍です。
縁があれば住むかもしれませんが、それまでは心の避難所として、大切な自分だけのパワースポットにしておきます。
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