昔から心にしこりのように残っている出来事を、懺悔といいますか、吐き出したく、投稿…
昔から心にしこりのように残っている出来事を、懺悔といいますか、吐き出したく、投稿させていただきます。
私の父は特殊な仕事をしており、顧客から感謝の気持ちでいろいろな贈り物をいただくことがあります。その贈り物に関するエピソードです。
当時私は中学生くらいだったと思いますが、父がいつものように贈り物を持って帰ってきました。いつも高級デパートの包装紙に包まれた菓子や、見たこともないような食材であることが多かったのですが、その日いただいてきたものは、少し大きなスーパーでも売っているような、某有名菓子チェーンのクッキー詰め合わせでした。おそらく3000円程の物だと思います。
それを見て私は何も考えず、「今日のは(いつもより)しょぼいね」と言いました。父は、少し悲しそうな顔で、「あまり余裕のないおばあさんだったんだ。でもすごくいい人でね、できる限りのプレゼントをしてくれたんだと思うよ。」と優しく言いました。
その時、私は(自分の言ってしまった事に)とてもショックを受けました。その後贈ってくださった方の事を思い、自分の恥ずかしさ、申し訳なさがこみ上げました。
以来、クッキーや贈り物を見るたびにこの出来事を思い出してしまいます。いい大人になり、自分自身も人様に贈り物をしますが、その時にも同様に胸が締め付けられます。
あの時のおばあ様は、きっと年金暮らしの方です。一体どんな思いで、精一杯の気持ちを父に贈ってくださったのか。
幼かった自分を恥じるばかりです。
誰かに話すほどの事でもないのですが、自分の中でずっと沈んでいる思いを吐き出したく投稿させていただきました。
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その時は不意に出てしまった言葉でも、後悔することってありますよね。
大人になって何か頂いた時に、本当に感謝できるのは
その経験があったからではないでしょうか？
苦い思い出ではありますが
いい経験だったのだと感じます。
忘れないことが大切ですね。
1様
ありがとうございます。ずっと忘れられない苦いながら勉強になった思い出です。あれ以来、贈り物そのものよりも、そこに込められた想いのほうが大切だと感じ続けています。
2様
あたたかおお言葉ありがとうございます。真珠のよう……考えたこともない、素敵な表現で、涙がでました。そんな風に言っていただけて、嬉しいです。ものすごく心が軽くなりました。ここで打ち明けてよかったです。ありがとうございます。
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