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皆さん、物語リレーしませんか?皆さん一人一人、一文を投稿して、物語をつくってくだ…

回答99 + お礼9 HIT数 2460 あ+ あ-

CEARER( ♂ RhCOCd )
19/02/20 15:05(更新日時)

皆さん、物語リレーしませんか?皆さん一人一人、一文を投稿して、物語をつくってください。
注意
道徳に反する内容、下品な内容、悲しい内容はNGでお願いします。

No.2794779 19/02/10 16:14(悩み投稿日時)

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No.51 19/02/13 16:15
匿名さん2 

驚いてハチを振り払おうとした少女は、とっさに小さなハチを傷つけまいと思ったのかバランスを崩してその場に横倒しになり、倒れた少女の足下には、少女が枝で書いた ごめんなさい の文字がありました。

No.52 19/02/13 21:24
通行人1 

「君!大丈夫かい?ハッチー?あれ?」「僕は大丈夫さ!それより彼女の左頬を見て!リンゴみたい腫れてるよ!」と、倒れた少女を優しく抱き起こしながらハチを探す旅人の声に、いつの間に入り込んだのか旅人の肩と襟の間からハッチーがモゾモゾと這い出しながら答えた。

No.53 19/02/14 06:47
匿名さん2 

「えっ!ハッチー!まさか、まさか刺してしまったのかい!?」
「そんなことしないよ!早とちりだなー!」
「君には言われたくないよ…」
そんなやりとりに、緊張し硬く強張っていた少女の身体がほんの少し緩みました。

No.54 19/02/14 09:58
通行人1 

少女の纏う空気が軟らかく変化し、旅人に(ごめんなさい)の文字より奥を指差し、旅人がその方向に目を向けたとき「あっ!もしかして虫歯じゃない?虫歯が痛くて喋れないんじゃない?前に会ったときは、僕とお話してくれたもんね」とハッチーが言いました。

No.55 19/02/14 12:26
匿名さん2 

旅人は、小さな家の裏に流れる小川へ行き、美味しそうに水を飲んでいる白馬の横で、冷たく透き通ったその水で手布を濡らすと急いで娘の元に戻り「痛かっただろう…」そう言うと、手布を腫れた頬に当てました。

No.56 19/02/14 12:52
通行人1 

旅人が少女の頬を優しく手当てしていると「やっぱり虫歯だよ…地面に書いてあったよ」とハッチーが言いました。

No.57 19/02/14 16:25
匿名さん2 

旅人が地面に目をやると、そこには

《ごめんなさい あやまらなくてごめんなさい わたしわるいこだから ばちがあたったの すぐごめんなさいをしなかったから はがいたくなって かおがいたくて しゃべれなくなっ 》

頬が冷やされて落ち着きを取り戻したのか、少女は聞き取りにくい小さな声で「私がおかしな噂を流したから、神様が怒って…怒って…バチが当たって…痛くて…ごめんなさ…」少女はそこまで言うと、大粒の涙を流し泣くばかりです。

No.58 19/02/14 17:02
通行人1 

ハンカチを取り出し、旅人が少女の頬を伝う涙を拭いながら、「大丈夫、君は悪い子じゃないよ、君が町のみんなに意地悪をしたのは、みんなを遠ざけようとしたからか、気を引いて伝えようとしたんじゃない?」と言い、「僕も神様が罰を与えたんじゃなくて、虫歯をお医者様で見てもらわなかったせいだと思うよ」と少女の前髪を撫でながらハッチーが言いました。

No.59 19/02/14 17:43
匿名さん2 

少女は激しく首を振り、腫れて開きにくい口を一生懸命に動かしながら「違う!私は悪い子なの。小さい時からいつも変わっているって言われて。この町の人は皆、人の話をよく聞いて、疑わなくて、余計なおしゃべりもしなくて、素直っていうんだって」
「でも私は、小さい時から少しおしゃべりで、すぐ、これは良いのかな、こうした方が良いのかな、って余計な事ばかり…だから悪い子なの…」
涙をこらえながら少女はハチにききました「この腫れた頬は治る?」
そして堪えきれずに涙を流し「神様は怒っていない?」と聞きました。

No.60 19/02/14 19:05
通行人1 

「治るともさ!」ハッチーはくるりと宙返り、「怒ってないさ」と旅人は少女の頭に手を置いた。白馬もそうだと言わんばかりに嘶く。

No.61 19/02/14 20:10
匿名さん2 

「ぼく、お母様から聞いたことがあるよ!」ハチは、またくるりと宙返りをしてつづけます「この町の人々はとても静かで穏やかで、いつも平和だから疑う事を知らないって。不思議な人達だって。普通、人間はいがみ合うのにって」
旅人が少女に語りかけます「君はほんの少しだけ皆より心配性なだけで、とても優しい子だよ」

No.62 19/02/14 23:03
通行人1 

少女は安心したのかわんわん泣き出し、旅人が優しく背中を擦り、ハチが再び少女の前髪を撫でていると、「おぃ、アイツだよな?」「えぇ、あの方よ、あの若者ならご主人様をお医者様が居る隣町の先の先まで連れて行ってくれるわよ」と少し粗暴な声と、おっとりしたやり取りが聞こえ、旅人が振り返ると、短く深いブラウンの体毛に見事な縞模様をがっちりと、それでいてしなやかな体と長い尾、瞑る左目に引っ掻き傷を持つ猫、その後をしなやかで炎の様な赤毛に顎から腹にかけて白く艶やかな長毛、長い尾を揺らし近付いて来る2匹の猫が見えました。

No.63 19/02/15 06:40
匿名さん2 

2匹の猫に気付いた旅人は、何事かと娘を自分の体で隠すように立ちはだかり、側ではハチが小さく羽を鳴らし始めました。

No.64 19/02/15 09:10
通行人1 

旅人とハチの構えに対し、赤毛の猫が座り「驚かせてしまってごめんなさいね」と優しく語りかける間、オス猫の方はジッと旅人に隠された娘の方に視線を固めたまま、メス猫の側に寄添い、守る様に佇みました。

No.65 19/02/15 14:37
匿名さん2 

旅人は、気高さと粗暴さをを纏った雄の猫から目を離さずに「何か用があるのかい?」と2匹の猫に尋ね、その後ろでは、少女が濡れた頬をそのままにクリクリとした大きな目を見開いて2匹の猫を見つめていました。

No.66 19/02/15 23:19
通行人1 

「ルーク…レオ」と少女が呟き「オレの名はルーク、種はブラウンタビー、こっちはメインクーン種のレオ」「ふふっ、ジャガイモのメークインみたいな種名に、男の子みたいな名前でしょ?」「オレたちは猫の精霊、ケットシーの加護を浮けしもの、その子はオレたちの主人であり、娘の様な存在」「私たちはその子を隣町、恐らく行くことになるで有ろう、更にその先の先へ連れて行きたいの」「オレたちと共に、旅に出てくれないか?」と交互に語りました。

No.67 19/02/16 00:18
匿名さん2 

想像に反した猫たちの丁寧な挨拶と自己紹介に、旅人は緊張を緩め後ろを振り向くと、
先程までとは違う柔らかな瞳と、落ち着きを取り戻しつつある少女に尋ねた「どういう事だい?説明できるかい?」

No.68 19/02/16 01:13
お礼

>> 67 本当に物語になりました。人の協力の力ってすごいですね。

No.69 19/02/16 13:57
通行人1 

こくん、と頷き少女は語り出す、「お祭りになると町は森からの願いを一つ、町から森へ一つ願いを出し合って、夜に森の神様と町長様に叶えてもらえるの、けれど…」少女が下を向いたとき、後を継ぐ様にルークが「この子は毎年毎年、周りに遠慮ばかりして言わなかった」「…優し過ぎるのよ」「優しいのは良いことだ、だかしかし…」「自分のために貴女が町のみんなから嫌われてしまったと知ったら」ルークとレオが交互に語り「貴方(貴女)たちのママが悲しむ…」と少女が言った。

No.70 19/02/16 17:12
匿名さん2 

旅人は無言で小川に行き、手布をもう一度冷たい水で濡らすと少女の元へ戻り、少女の目線まで体を屈めると、よく冷えた手布を再び少女の頬に当てながら「わからないな…」と呟き「あの穏やかな町の人達が君を嫌うような…君の願いはいったい何だったんだい?」と聞きました。

No.72 19/02/16 18:16
通行人1 

「私の願いはこの子たちのママ、育てのママの命を延ばしてもらうこと、でも…いくら森の神様でもそれは出来ないって…森の神様なら森に住む自分の使い、ずっと森と行き場を無くした命を守って育てて来たもののことなら尚更助けてくれるって…でも…森の神様は出来ないって…それで私思ったの…森の神様の役立たず…別の神様に変われば良いって…」そこまで喋ると少女は腫れた頬に冷やした布を当ててくれる旅人の手に自分の小さな手を重ねました。

No.73 19/02/16 19:42
匿名さん2 

旅人は、その小さな手の温もりを感じながら、まだ自分が幼い時に遠くに出稼ぎに行き行方知れずになった父親と、自分を育てるために身を粉にして働き続けて病に倒れ命を落として母親の事が唐突に頭によみがえり、
まるで何かが喉につかえているような息苦しさを感じながら、「ルークとレオを育てたお母さんは今どうしているんだい?」と尋ねた。

No.74 19/02/16 20:12
通行人1 

「ママは山と森を守護する狼種の一匹…野山をかけるのと種別問わず子どもを育てるのが大好きで、山と森のみんなから好かれてる…人のせいで走れなく…歩けなくなった今も群れのみんなと誰かを育てる…今も人を恨むことなく…人の子のことも案じてる…」と少女が答えた。

No.75 19/02/16 21:12
匿名さん2 

二人の人間と2匹の猫の間をブンブンと飛び回り始めたハチの姿を見つめながら、
旅人は、どうしたものか…と考え、これまで他人に深入りせず、自由で身勝手に生きようと決めて旅を続けていた自分に、何が出来るのか…軽はずみに関わっても良いのか…迷い、答えを出せないまま2匹の猫に力なく尋ねた「君たちの望みは何なんだい?」

No.76 19/02/16 22:06
通行人1 

「この子の願いを叶えてくれるで有ろう存在の元へ連れて行きたい」「その存在はこの世界と天の世界の間を泳ぐクジラの背の楽園へ行かねば会えません」猫たちの答えを聞きながら(恐らくこの子は願いを叶えてくれなかった森の神様の代替わりを願おうとし、その願いが早く叶う様、町の人々に森の神の悪い噂を流し…流した噂が広まり始めた頃、歯の痛みに襲われ自分のしたことの重さに「僕も行きたい!行こうよ!」と旅人が猫たちへの答えと事の流れを考えているとハチが先に答えました。

No.77 19/02/17 00:20
匿名さん2 

「ね!行こうよ!」そう続けるハチに「君は気楽だなあ」と呆れたように旅人は言い、「森の神様との約束はどうするんだい?お祭りの準備をして待っているよ。それに、この子の家族もきっととても心配している」旅人にそう言われたハチは「大丈夫!僕に任せて!」と言うやいなや、道沿いに咲く色とりどりの花や濃い緑の草木の間を縫うように飛び回り、草花がゆらゆらと揺れ波のように流れていくのを確認すると「これで大丈夫!草花達が神様に伝えてくれる。神様は町の人達に心配しないように伝えてくれるよ!」と
得意気な顔で言いました。

No.78 19/02/17 09:24
通行人1 

「うーん」と旅人がまだ思案していると、ハチは旅人の襟をくいくい引っ張り、ルークはじーっと、レオはニコニコ、白馬は頭を上下させ、右前足で地面をカリッカリッと軽く掻くそして最後に「あっ!行く前にママや森の先生の所も行きたい…駄目?」と少女が上目遣いで聞いて来た。

No.79 19/02/17 10:44
匿名さん2 

瞳に不安と懇願を宿し見つめてくる少女を見下ろしながら(まあ、いいか…どうせ俺は気楽な旅人だ。それに…)と旅人は思う(それに俺は、優しいが故に苦しんでいるこの女の子を捨て置く事はできないだろう)
心を決めた旅人は、少女の目線までおりると尋ねました「君の名前を教えてくれないか?俺は旅に出たときに自分の名前を捨てたんだ。だから俺の事は…俺の事はルフィと呼んでくれ。俺が命を失いかけた時に助けてくれた男の名前だ。君の名前は?」

No.80 19/02/17 11:05
通行人1 

少女が答えようとしたとき襟に止まっていたハチが「僕はハッチー!ねぇ旅人さん僕もルフィって呼んで良い?」と間に入り、ルフィが苦笑いを、少女が少しむくれかけたとき「…おい、小僧お前に聞いてねぇだろ?」とルークが言い「女の子に名前を聞くときは、男の子の方から名乗るものだってお母様が言ってたよ!あと僕はハッチー!小僧じゃないよ!」とルークの鼻先まで飛んで行き、隣に座るレオに「綺麗な猫さん、僕はハッチー!よろしくね!」と挨拶をしました。

No.81 19/02/17 12:40
匿名さん2 

安心をした少女の瞳には柔らかな光がもどり、腫れていない右の頬にもほんのりと赤みがさし「私の名前はオウラ。この辺りの古い言葉で《まっすぐに》という意味があるの」そして少女は目線を少し落とすと「まっすぐに生きるようにって死んだお父さんがつけてくれたって…あっ!よろしくお願いします!」少女は慌てて、両手を胸の前で合わせ膝を少し曲げる、この地域の目上の者に対する礼儀正しい挨拶をしてから、にっこり微笑んで「よろしくハッチー」とハチに向かって手を差し出しました。

No.82 19/02/17 13:09
通行人1 

少女オウラが手を差し出した先では丁度レオに挨拶を終え、「ありがとうハッチーちゃん」と返され、少女オウラの声を聞き、向かおうとするハッチー、返って来るのはハッチーの小さな前足…ではく、返って来たのはオウラの元へ飛んで行こうとするハッチー、それに対しシュッと前足で払う様な仕草をするルークの姿、「わっ!何するんだよ!」「…フンッ…鼻先にブンブンと何時までもいておいて、挨拶もなしに飛び立とうとしたハエがいたから払っただけさ」「むっきー!!僕はハチ!ハーチ!うわっ!またやったなー!」「あらあら、ふふっ、ルークったらハエは言い過ぎよ、ハッチーちゃんもちゃんと謝りなさい、ふふっ」とほのぼのした光景と声でした。

No.83 19/02/17 13:46
匿名さん2 

旅人は、ハチと2匹の猫のやり取りを見てくすくすと笑う少女に背を向けると、猫の元へ行き「もう許してやってくれないか」微笑みながらそう言ってハチを優しくつかまえ上へ高く放ってから、片膝を地面につけるようにして体勢を低くし「挨拶が遅れて申し訳なかった。今、聞いていた通り、俺の事はルフィと呼んでくれ。よろしくルーク、レオ。」少し砕けた口調でそう挨拶をすると、旅人は猫たちに向かって低い位置にそおっと手を差し出した。

No.84 19/02/17 14:27
通行人1 

「…あぁ」「ふふっ、ご丁寧にありがとう。こちらこそよろしくね」ルークはレオと同じ様に座り込みレオと共にルフィの手のひらに前足を乗せ、挨拶を返す、その様子を空から見ていたハッチーが心なしか羨ましそうにしているのに気がついたのか、「…よろしくな」とルークがポツリと空を羽ばたくハチに向かって言った。

No.85 19/02/17 16:15
匿名さん2 

「うん!よろしくルーク!ぼくは蜂の女王様の唯一の息子ハッチーだ!」改めてハチはそう名乗り、得意の宙返りを三回繰り返した後、オウラに向かって「行こうよ!オウラの行きたい場所へ!森のママや森の先生のところへ!」そう元気よく言いました。

No.86 19/02/17 16:41
通行人1 

「うん!」オウラは嬉しそうに頷き、ルフィはオウラを「失礼」と言い、抱き上げ白馬にこの子をよろしくねと背に乗せ、2匹の猫を振り替えると「先どちらが先か…」「ママの方へ先に案内しましょうよ」「そうだな先生の元へは夕暮れにならないと行けないからな」「ハッチーちゃんに花の精を飛ばしてもらって、キツネのお姉様にも声を掛けてもらえないかしら?お姉様の力も借りた方が早いもの」「…あの小僧ならやってくれるだろう」「ふふっ、貴方から頼んでみる?」「…」「ふふっ、分かったは、私が頼むわ」と話し合って居ました。

No.87 19/02/17 19:46
匿名さん2 

「ハッチーちゃん降りてきてくれる?お願いがあるの」雌猫のレオがよく通る声でハチを呼ぶと、「うん!いいよ!」ハチは急降下をし、レオのふわふわの尻尾へ飛び込む勢いに、驚いたレオは飛び退き、ルークは全身の毛を逆立てシャーッと怒り、すれすれで衝突を回避したハチはフラフラと飛びながら「ごめん、ふわふわでモフモフでぼく…なんかモフモフでなんか気持ち良さそうで…」と訳の判らないことを言った後「ごめん、ぼく、何でもお願いきくよ、 ルークそんなに怒らないでよ、本当にごめん、エヘヘ」といつもの調子を取り戻したのでした。

No.88 19/02/17 20:09
通行人1 

「はぁビックリした!ハッチーちゃんキツネのお姉様に花の精を飛ばして」「…町の外れ…西側の太陽が沈む方だ…」「お姉様なら先生たちへのお土産を用意できるから」「…」とレオは若干ルークの後ろに隠れながら、ルークはしっぽをブンブンしながら言いました。

No.89 19/02/17 21:01
匿名さん2 

「うん、わかったよ!僕に任せて!」ハチはまた、色とりどりに咲き誇る野花の間を縫うように飛び回り、草花がゆらゆらと揺れだし、その揺れがまるで波のように西へ流れていくのを確認すると「これで大丈夫!花の精たちがきつねのお姉さんに伝えてくれる」
それを見ていた旅人が「君はすごい事ができるんだな」と感心すると「蜂と花はずっと遠い昔から協力して助け合って生き延びてきたからね」と自慢げに、またくるりと宙返りをして見せました。

No.90 19/02/18 11:50
お礼

>> 89 壮大なファンタジー作品になりましたね。皆さんありがとうございます。

No.91 19/02/18 12:12
通行人1 

ハチの宙返りを見届けた後、旅人が「さあハッチー!そろそろ行こう!」と声を掛けると、「ねぇまだ―?みんな待ってるよー!」とオウラの声がし、振り替えると、白馬に乗ったオウラと白馬の背の上にオウラに抱えられたながら座るレオ、白馬の前に立ち(…まだか?)と言いたげなルークの姿が見えました。

No.92 19/02/18 13:14
匿名さん2 

ルークを先頭に一行は、小川沿いに暫く歩き、川幅の細い部分を飛び越えると、そこからは獣道を辿りながら森を奥へ奥へ、
森の高い木々や生い茂った雑草がサワサワと語りかけてきているような錯覚を覚えながら旅人が一番後ろを歩いていると、前の方から「急がないと時間がないわ、もう少しよ」とレオのよく通る声が聞こえ、先を見つめた旅人の目に、よく陽のあたる開けた場所が見えたのでした。

No.93 19/02/18 14:15
通行人1 

旅人が開けた場所をキョロキョロしているとルークが足を止め振り返り、「…付いたぞ、あの大木の根元、太い根が絡む岩の隙間が入口だ。」「旅人さんごめんなさいね、私が馬を取ってしまったから大変だったでしょう?」「良くやった…白馬も良くやった」「白馬さんありがとう」「ルフィ大丈夫?…」「付いたみたいだね!」と次々声がかかりました。

No.94 19/02/18 16:21
匿名さん2 

「俺は旅人だ、これくらい造作もないよ」旅人はそう答えると、森の緑に負けまいとするように、より一層緑のたてがみを輝かせている白馬の元へ行きオウラとリクを降ろし、白馬の真っ白な鼻面を撫でながら、
「ルーク、俺の身体はあの入り口を通るかな、」と聞きました。

No.95 19/02/18 16:58
通行人1 

「あぁ問題ない」「よいしょっと、ありがとうルフィ」「ありがとう旅人さん」「今に入口を広くしてくれる」とルークが言い終わったとき、ざわりと大木が音を立て、足元の根が大きく動き、入口の部分が広くなりました。

No.96 19/02/18 17:31
匿名さん2 

あまりに立派な大木と、その根元に大きく口を開いた入り口に、旅人が圧倒されていると、薄暗い入口の奥のほうから何者かが近づいて来るのが見え、「きつねのお姉さまがいらしたわ」レオがそう言うと、明るい日差しの中に現れたのは、とてもしなやかで美しい銀狐でした。

No.97 19/02/18 18:47
通行人1 

「お姉様お久し振りです」「久し振りねレオ、ルーク、それにオウラちゃんも」「…母様の体の具合は?」「…変わらず…左足の枷が外れれば…」「…あの」「あっごめんなさいね挨拶の途中に」「いぇ、初めまして、旅人を生業にしているルフィです。こっちは「僕はハッチー!ハチの女王様の唯一の息子!」「…です。」旅人の挨拶に割り込み、ハチは矢継ぎ早に「綺麗な毛並みとフサフサなしっぽだね!ねぇお母様ってどんな方?あっお姉様のお名前は?」と聞き、「クスッ、お母様は真っ白な体にうっすら青を乗せた美しい方よ。そうね譬えるなら昼の月、白夜月ね。お母様の名前はブランカ、お父様はロボ、茶色い毛並みに馬の背に自分の背が並んでしまう様な大きな体に強さ、賢さを持ってるは、そして私の名前は…クスッ当ててみて、当たったら通してあげる」「ふふっ、お姉様ったら意地悪ね、ふふっ」「クスッ、さっレオ、二人をお母様の元へ、」銀色のキツネは悪戯っぽく笑い座って入口を塞ぐ形を、「…ルークもハッチーも程々にね」と旅人は銀色のキツネの背の向こう、賑やかな声のする方に向かいポツリと言いました。

No.98 19/02/18 21:14
匿名さん2 

旅人は、生い茂った草を食んでいる白馬に「ここで待っていておくれ」そう伝えると、レオに従って入り口から奥へ進み、小部屋のような場所に案内をされると、そこは吊り鐘の形をした白い花が柔らかい光を放ち思いのほか明るく、その柔らかい光に包まれるように白く美しいきつねが横たわり、その側にはとても大きな体と知的な目を持った雄のきつねが姿勢よく座っていました。




【スレ主様、通行人1様、その他の皆様がた、後少しでレス100なのでお礼を言いたくて出て来てしまいました。拙い文章で恥ずかしかったのですが、通行人1様が話を広げてくださり、楽しくなってしまって、時々暴走しながら沢山書いてしまいました。ごめんなさいと思いつつも、とても楽しい時間でした。ありがとうございました。】

No.99 19/02/18 22:57
通行人1 

寄り添う2匹の狼に旅人たちが挨拶をしようとすると、疲れた様な声がし振り返ると「…たく、しつこいハエだぜ……いきなり鼻先にくっつきやがって」「………ハッハエ………じゃないよ……君が…急に…お姉さんと僕の間に入って…来たんじゃないか」「レオのしっぽを狙ったときの様に、ねぇさんのしっぽを狙ってなかったって言えるか?」「…うっ…ねっ狙って…無いよ?」「…」「…うぅ…しっぽから名前のヒントが得られるんじゃないかな~って見てただけさ…ホントさ」「…分かったから早くしっぽから離れろ…」と文句を言いながら振り払わないルークとその尾の先に、グッタリくっつくハチ、その様子を後ろからクスクス笑いながら銀色のキツネが付いて来る姿に、苦笑いしながらも、改めて狼たちの方を見ようとすると、ハチが「ルフィ~何時もの所で休ませておくれ~」と力なく旅人の鼻先に止まり、不意のことにびっくりした旅人が倒れかけ、咄嗟に差し出した右手の先には狼の左後ろ足にハマった枷、皆がシーンとなったとき、旅人の右手に触れられた枷が音もなく、最初から無かったかの様に綺麗に消えてしまいました。
2さん!こちらこそありがとうございます!(^O^)何時も長々すみません\(^^;)

No.100 19/02/19 15:43
匿名さん2 

「ごめん!ごめんねルフィ!驚かせるつもりはなかったんだ!あれ?どうして?どうしてきつねのお母さんの足に付いていた痛そうなのが…」ハチが騒ぎ立てると、レオが泣き出しそうな声で「消えたわ…お母様の足から枷が消えた…まって!ハッチー、お母様もお父様もきつねではなくて狼種よ」
蜂と旅人は声を合わせて「えっ!!」と言い、旅人は(そうだった、こんなに大きくて立派な狼をなぜきつねと勘違いをしたんだろう…いや、そんな事より俺の手はいったい何をしたんだ…)と、自分の右手を見つめる旅人の横を、言葉にならない声を発しながらオウラが横たわる狼ブランカに駆け寄りました。

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