2歳の娘に利用される俺。 娘「ニャンニャンにご飯あげに行く！」 俺「え？…

2歳の娘に利用される俺。

娘「ニャンニャンにご飯あげに行く！」
俺「え？意味わからん…。」
娘「パパもニャンニャンにご飯あげたいよね？」
俺「いや…、別に。」

娘とコンビニへ。
俺「すいません…、猫のエサ置いてますか？」
娘「これも買った方がいいよね！パパ」
俺「アンパンマングミって…、それ自分のだろ…。」

猫缶とアンパンマングミを買わされ、ノラ猫探しをする。
俺「居たぞ。あそこ…。」
娘「ニャンニャンおいで〜！」
駆け寄る娘に逃げ回るノラ猫。

娘「ニャンニャン逃げちゃうね！逃げないニャンニャン見に行ったらいいよね！パパ！」
俺「え？ペットショップに行きたいのか…？」
娘「パパも行きたいって言ってたね！パパ！」
俺「いや、言ってねぇし…。」

娘とデパートへ。
娘「ニャンニャン見に行くからお腹が空いたね！パパ！」
俺「アンパンマングミ食べたろ…。」
マックのポテトを買わされる。

ペットショップへ。
娘「ニャンニャンみんなネンネしてるね！」
俺「ガラス叩くなよ？みんなネンネしてるから」
娘「ネンネしてないニャンニャンも見に行こうね！パパ！」
俺「ニャンニャンここしか居ないだろ…。」
娘「ニャンニャンたくさんいるところあったよ〜ってパパが言ってたね！パパ！」
俺「誰と喋ってる…？」

娘に手を引っ張られオモチャコーナーへ。
俺「お前…、目的はここか…。」
娘「ニャンニャンたくさんいるね！お友達もたくさんいるね！パパ！」
俺「ああ、家にもお友達たくさんいるから、買う必要は無いよね！」
娘「………。(無視)」
娘「エリちゃん(前に買った人形・娘が命名)のお友達がたくさんいるね！パパ！」
俺「エリちゃんにはお友達はいません…。」

娘がエリちゃんのお友達を物色。
俺「ダメ。一個だけ。そんなに買ったらママがまた怒るよ。」
娘「ののちゃんもお家に一緒に帰ったらいいよね！パパ！」
俺「ののちゃんって誰だよ…。ダメ、同じの家にあるだろ…。」
娘「ののちゃんはパパとママのニャンニャンも一緒だね！パパ！」
俺「何言ってんの…？ダメ、こっちのモモちゃん(適当)にしなさい。」

結局、モモちゃん(仮)を買わされる。
ご機嫌な娘。
娘「モモちゃん出して〜！」
俺「ダメ〜。お家に帰ってから〜。」
娘「モモちゃんはご飯食べないと大きくならないよね！パパ！」
俺「モモちゃんは小さいニャンニャンだから大きくなりませ〜ん。」

キティちゃんのポップコーン自販機に張り付いて離れない娘。
娘「モモちゃんはこれ食べないとママから怒られちゃうね！パパ！」
俺「ダ〜メ、ダメ、ダメ、ダメ〜。」

自販機のハンドルにしがみついて徹底抗戦の構えを取る娘。
俺「ダ〜メ、ダ〜メ、ダ〜〜メ。」
娘「………、(泣いてる)」
俺「小銭…、あったっけな…？」

結局、娘の策略にまんまとハメられる俺。

家に到着。
嫁「ま〜た余計なもの買って来て！なんでダメって言えないの！？」
俺「いや、いっぱい言ったんだけど…。」
娘「パパがね！モモちゃんがお家に帰ったらいいよね！って言ったよ！ママ！」
俺「お前…。俺を売りやがったな…。」
嫁「そうやってすぐ買わされて！甘やかし過ぎなのよ！」
俺「だって…、モモちゃんがね！お家に帰りたいね！って言ってたんだよね？(ヤケクソ)」
娘「うん！」

最終的に娘の一人勝ち。

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