「金持ち喧嘩せず」→コレって職場にも当てはまるなぁ…と。 「金持ち」と言う…

「金持ち喧嘩せず」→コレって職場にも当てはまるなぁ…と。

「金持ち」と言う表現は心の余裕を表しているものだと思います。
これを仕事場に例えるなら「時間」ではないかと思うんです。

時間に余裕がある職場は争い事が少ない。
これが「金持ち喧嘩せず」に当てはまるかなと…。

いくつかの職場を経験しましたが、常に忙しい職場は、揉め事や争い事が絶えずあります。
逆に時間に余裕のある職場は、ゼロではないですけど忙しい職場に比べたら全然それが少ないです。

忙しい職場って、「普通そんな事くらいで喧嘩になる？」という事でも、イザコザに発展する事は少なくないですよね？

揉め事が多い職場は時間に余裕が無い職場。
そしてそれは会社や上司が、部下達の仕事量を管理出来ていないという証拠だと思います。

何が言いたいのかと言うと…。


私は部署異動して1年くらいです。
今の職場は喧嘩が絶えない職場です。

うちの上司は部下の管理についてとても神経質です。
「空き時間が出来ない様に、部下には常に仕事を多めに与えないとならない！」
「仕事を効率的にさせる為に、逐一部下に行動の指示を細かく出す必要がある！」

下にいる人達はたまりません。
やればやるほど仕事が増えるし、終わりが見えないので仕事のペース配分すら出来ません。

毎日毎日、みんなヘトヘトになります。
仕事量が多いので、みんなイライラして仕事に慣れてない新人さんや、体がきつい年配者に対して愚痴が始まり、時には揉め事になります。

そんな毎日なのにうちの上司は得意気です。
「自分は部下の仕事を細かく管理している！」
「効率良く人を使っている！」
「揉め事が多くても自分は一人一人の話しをよく聞いてやっている！」

さも自分が優秀な人間の様に言います。

私はその上司と職位は同格なので、同じ部署でありながら部下ではなく、独立した仕事をしています。
一歩引いた立場で見ている分、余計にその上司の手際の悪さが見えてしまいます。

私はその上司に言及した事があります。
「部下に仕事を詰め込み過ぎじゃないかなぁ…。相手は人間だからさぁ。ロボットじゃないんだよ？あんまり急かすから揉め事が多くなるんじゃないの？」と。

そうするとその上司はムキになって、
「それは貴方が仕事を分かってないからそう思うんだよ！効率良く人を使うのは能力がいる！貴方は私みたいに出来ないでしょう！？」

流石に私も不愉快になって、
「ちょっと勘違いしている様だから言うけどね…？人を無理やり追い込むのと仕事を効率的に進めるのは別物だよ？貴方は部下から時間の余裕を奪う事しかしてない。今まで一度とて、部下に時間の余裕が出来る様な業務改善をしたかい…？」

更に続けて、
「私は貴方の様な人の使い方は出来ない。それは能力は関係無く、やってはならない事だからだよ。一人一人の不満を聞いてるって？それはマッチポンプなだけだ。元凶は貴方だよ。」

随分きつい事を言ってしまいました。

それから長々と二人で話し合い、その上司は私の言っている意味を理解してくれました。
元々は有能な人です。
冷静になれば分かってくれます。

それから職場の空気はガラリと変わりました。
その上司が定めた事は、「１日の仕事量を決めて、それで終わりにすること」

単純ですけど、とても大切だと痛感しました。

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