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【世界五大健康食品】 ①韓国のキムチ ②日本の大豆 ③スペインのオリー…
【世界五大健康食品】
①韓国のキムチ
②日本の大豆
③スペインのオリーブ油
④ギリシャのヨーグルト
⑤インドのレンズ豆
キムチ
塩漬けにした白菜や大根をニンニク、しょうが、梨、リンゴ、エビやイカの塩辛など、数十種類の材料と赤唐辛子を混ぜて作ったヤンニョムという調味料で漬けたもの。漬け込んでいる間に、発酵して乳酸菌が生まれる。キムチの乳酸菌は、ヨーグルトに匹敵するほど多く、特に赤い汁の中にそのほとんどが含まれている。乳酸菌は腸の働きを活発にさせ、消化吸収を促す。腸内環境を改善し、免疫力を高める効果もある。キムチは野菜を加熱していないので、ビタミンCが壊れにくく、発酵の過程でビタミンB1、B2などが増える。唐辛子に含まれるカプサイシンには、体を温め血流がよくなる、内臓脂肪を燃やすなどの効果がある。焼肉といっしょにキムチを食べるのは理にかなっている。
大豆
大豆は他の豆類に比べると、たんぱく質と脂質の割合が多く「畑の肉」と呼ばれる。大豆のたんぱく質は、必須アミノ酸をバランスよく含む良質のもの。脂質はリノール酸が多く、血中コレステロールの低下、動脈硬化予防に効果がある。骨粗しょう症予防や女性ホルモンのバランスを調整する機能のあるイソフラボン、脳を活性化させる作用のあるレシチン、脂肪やコレステロールを取り除く働きのあるサポニンなど、大豆特有の成分を含んでいる。大豆は、豆腐や油揚げ、納豆、みそなどに加工できるところ。
オリーブ油
成分はオレイン酸で、オリーブ油中の脂肪酸の70~80%を占める。オレイン酸は酸化しにくく、含まれているビタミンE、βカロテンとともに、活性酸素の害を防ぐ効果がある。血中コレステロール中の悪玉コレステロールのみを低下させる働きがある。胃酸の分泌調整や、腸の働きを活発にして便秘解消に役立つ。
ヨーグルト
ギリシャのヨーグルトは「水切り製法」と言って、ヨーグルトをろ過して、さらに水分と乳清(ホエー)を除く。そのためクリームチーズのようなクリーミーな食感と濃厚な味わい。普通のヨーグルトに比べ、たんぱく質が約2倍含まれる。乳酸菌を含んでいるので、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を調え、免疫力を高める働きがある。
レンズ豆
3~9mmほどの平たいレンズ状の形で、茶、緑、黒、褐色などの種類がある。たんぱく質や鉄分、ビタミンB群(特にB1、B2、B6、ナイアシン)、E、レシチンなどが豊富。貧血、疲労回復、美肌、老化予防、免疫力アップなどに効果がある。食物せんいが多いので、コレステロールの低下、整腸作用、動脈硬化予防が期待できる。レンズ豆はもどさないでそのまま使え、15分位でやわらかく煮えるので便利。カレーライス、煮込み料理にすると美味しい。
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