知人の付き合いで行ったホームセンターの資材館で、木材などの加工カウンターに「切断…

知人の付き合いで行ったホームセンターの資材館で、木材などの加工カウンターに「切断」と大きく書いてありました。至極当たり前の光景で、頭では意味も理解しています。けれど「切断」の文字が、私自身の身体のどこかを切り落としてくると言っているような感覚に避けようもないほどに包まれて、不思議とそれに惹かれるような気持ちもあって、それに気付いた途端に恐ろしくなってしまって、内心パニック状態でありながらも知人と解散するまでは気取られないように耐えました。
帰宅して、部屋を暗くして横たわり、とにかく何か情報を目に入れたい衝動に駆られ、死を思うことについてGoogle検索をして、トップに出る定番の相談ダイヤルやヒットしたページのリンクをまともに開きもせず、ひたすら「死」「自殺」の文字たちを意味の無い羅列として眺めているうちに少しだけ落ち着きました。
この様子の自分自身をもし俯瞰で眺めていたらきっと、馬鹿すぎて呆れてしまうだろうなあと思いながら。
自殺願望それ自体を馬鹿にしているのではなく、私自身は自殺しようなんて少しも思っていないからです。むしろ生きづらさに抗ってでも生きよう生きようと醜いほど必死になっています。
そうこうしているうちに、この掲示板に辿り着きました。
以前も何度か書き込んだことがあります。
悩みに対して、嘲笑されたことも、罵倒されたことも、ほんの一握りだけ優しい言葉をかけてもらえたことも、全て覚えています。
今、どなたかから何か反応を頂けたなら、理性で考えている生きようとする行動か、感性にまとわりついてくる希死念慮か、どちらかの後押しをしてもらえるのではないかと無責任な期待をして文字を入力しています。
偶然このサイトを開いた、ただそれだけの人に、こんな文を読んでもらいたいと押し付けられる傲慢さがまだ自分にも残っていたことに安心しています。
こうやって、変わろうとしても変われないことにうんざりしながら何十年と生きながらえてしまうんです。きっと。
予想もできない何かで突然人生が終了してしまわない限りは。
ありがとうございました。

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