タバコをやめて8年になる。 それまて20数年吸っていた。 禁煙のきっかけ…
タバコをやめて8年になる。
それまて20数年吸っていた。
禁煙のきっかけは、喉に異変を感じたからだった。
とにかく喉が痛い。喉の粘膜がヒリヒリ焼けただれるように痛く、声を出すのが億劫になるほど。
そして声も出にくくなっていて、どんなに声を張っても喉の奥に綿がぎっしり詰められているかのように声が出ない。人と会話していても「え?(聞こえない、何て言ったの?)」と聞き取ってもらえないほど酷く、日常生活に支障をきたすようになっていた。
ちょうどその時、シャ乱Qのつんく氏が咽頭癌で声帯を摘出し声を失った事を思い出し、(やってしまった…!)と青ざめた。
まさもしかしたらこの喉の痛み、異変は咽頭癌では…!?と。
タバコという肺癌の心配が懸念されがちだが、咽頭は肺より煙が直撃するところでリスクがあるのに見落としていた。
それがきっかけで禁煙に踏み切った。
取り合えずタバコをやめて様子を見てみようと。
20数年間も愛煙者だった為、いきなり全く吸わないというのは難しかった為、少しずつ本数を減らしで行く努力をした。
それまではタバコを吸いたいと思ったら欲するままに吸っていたが、取り合えず吸いたいと思ってもまず一回は我慢して、再び吸いたいと思ったら吸おうというように、まずは一回我慢してみるというところからスタートし、それを次は二回我慢する、三回我慢する、という感じで我慢する回数を増やしていった。そうする事でそれまでは一日一箱(20本)吸っていたのが15本→10本と減って行き、今までは吸いたいと思ったら何も考えることなくタバコに火を付けてパコパコ吸っていたのが、この訓練によって吸いたいと思っても(いやいや、ダメダメ、我慢我慢)と抑制する事が出来るようになっていった。
そして次は(今日からは一日5本)と決め、そうなると配分を考えるようになり、例えば午前中のうちに3本も吸ってしまったら午後から寝るまでの長い時間は2本でしのがねばならなくなる、そうなると後半戦が辛くなるから、午前中に1本、昼飯後に1本、夕方に1本、夕食後に1本、最後にテレビを見ながら1本、というように考えて吸うようになった。いきなりやめずに、少しずつ本数を減らして鳴らして行った為、我慢もそんなに辛くはなくなっていた。
そしてさらに本数を減らし、今日から3本、2本とギリギリまで減らし、いよいよ(今日から一切吸わない!)と完全禁煙デビューを果たした。
ニコチンは身体からそう簡単に消えないので、吸いたいと思う事は何度もあったが、もともとの禁煙動機が咽頭癌の恐れからだったのもあり、それを思えば耐える事が出来た。人間というのは命に関わるとなると必死になるものだ。
おかげでその後も一切タバコに手を出す事はなく、禁煙に成功した。
タバコをやめて喉の調子は良くなった。
痛みは完全に無くなり、声も出るようになった。咽頭癌の恐怖から私は開放された。
しかし今でもタバコの事を思い出すと吸いたいとは思う。あの美味しさは一度覚えてしまうと忘れる事はない。けれども再びタバコを吸うとまた喉を痛める事になるのは分かるのでそれは嫌だし、あれだけ苦労して禁煙したのにそれが台無しになるのはイヤなので吸う事はない。
ただ、癌になったら再び吸うと思う。
元々癌を恐れてやめただけなので、癌になってしまっては禁煙する意味が無いからだ。
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