話が長くなるのですが、元同僚の男性が亡くなりました。40歳と若くして自ら命を絶っ…

話が長くなるのですが、元同僚の男性が亡くなりました。40歳と若くして自ら命を絶ったそうです。度重なる様々なストレスや別れたパートナーとの出来事から長く苛まれていた様でした。鬱病も持っていたそうです。

現職中彼を悪く言う人もいました。覇気がないとか、ただ雰囲気的に苛つくとかいう子供みたいな理由で、そういう事を言う人達は大抵オタクみたいなコミュニケーションできない連中ばかりでした。定義に捕らわれて解ったフリする連中でした。

彼とはビル管理をやっていた会社で出会いました。元々そこまで明るい訳ではないけど話すと気さくでお願いすれば何でもやってくれた。夜勤務のリーダーやっていた私が昼勤務の彼にお願いしたら大抵は取り組んでくれた。

印象的だったのはビルの敷地内でホームレスが共用ソファに一時的に居座ってしまった時、仕事を丁度終えた彼がホームレスのいる映像を監視で見て私服でそこに行き、ゆっくりとホームレスの隣に座り話し込んでいた。すると彼は持っていた開けてない水のペットボトルをホームレスに渡して『ここはカメラに映るから警備員来ちゃうよ』と話し、ホームレスはすんなり去っていった。

それを見て一部の連中は『勝手な事をやるな、また同じ手法で貰えると思って来たらどうするんだ』と言っていた。※実際はその後来なくなった。

その他は皆彼の行動に感心していた。ホームレスは会話が通じない人が多いから厳しく言って追い返す事も屡々あるのですが、彼は30歳くらいでそういうデフォルトなものよりも相手の目線に立って話す事を身に着けていました。何より言葉遣いが丁寧で細かった。他人押し付ける事はなく。営業時代に上司から『お前が言った言っても相手が解ってなかったら言ってないのと同じなんだよ』と教えられたそう。だから正論ではなくどうやって理解してもらうかを言葉の選び方からいつも考えていたそう。

彼と話していてよく気付いたのですが、話すとお調子者な時はあるのですが、彼は誰も傷つけようした事はないし自ら面倒な仕事を挙手してくれていました。

彼は『誰もやらないなやりますよ、ずっとやらないって意固地になってたら何も進まないしもっと他の人の手を煩わせて小さい事が大きくなるんです。そういう小さい事を大袈裟にしてしまう傾向や都合良い様にしか関わらないと決め込み続ける生き方好きじゃないんです。断った後に気になってしまう性格でもあるので自分のせいでもあるんですけど』と言っていました。

ある意味自分を追い込んでしまう性格なんだろうとも思いましたが、彼の様な人に尽くす人格の人が先に自決を選んでしまうなんて、個人の事情とはいえ助けられない世の中の仕組みはもっとどうにかならないものなのかなと思いました。

長文で質問というより書いてみただけなのですが、皆さんはどう思いますか？

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