大学三年生になる代。高校生の頃から、死にたくなるたびにパパ活をしてきた。 高校…

大学三年生になる代。高校生の頃から、死にたくなるたびにパパ活をしてきた。
高校ではいじめられていたし、家族も放置気味で、自分には何の価値もないと思っていた。でも、パパ活してるときだけ、自分に価値があるように感じられた。お金やバッグ、物で表してもらわないと、自分の存在を信じられなかった。

大学に入って、やめようと思った。でも、死にたくなったとき、それ以外に生きる術が見つけられなかった。
パパ活の雰囲気が出てたのか、大学では友達が一人もできなかった。

大一の秋、おじとホテルのラウンジを歩いていたとき、評判の悪い大学の先生とすれ違った。先生は気づいたような顔で、軽く会釈して通り過ぎた。
その翌週、先生に研究室へ呼ばれた。パパ活がバレたのか、怒られるのかと不安になりながら行くと、席に着いた途端に「大丈夫。あなたは大丈夫。」と言われた。なぜか自分でもわからないけど、そこで涙が止まらなくなって、1時間くらいずっと泣いた。先生は何も言わず、ずっと黙って見ていた。泣き止んだあと、「また来週の同じ時間においで」と言われた。

そこから一年近く、長期休み以外毎週研究室に通った。お茶をしたり、お菓子を交換したり、ただ挨拶して帰った日もあった。パパ活の話は一度も出なかった。
他愛もない話をしているうちに、先生と話すだけで、自分が生きていてもいいような気がしてきて、自然とパパ活もしなくなった。友達はいなかったけど、それでも平気だと思えるくらい、心が安定していた。

でも去年の年末、先生が病気で休職することになった。
年が明けてから、学校に先生はいなくなった。急に不安定になった。毎日死にたくて、いっぱいリスカもした。それでも、「体は売らない」「パパ活はしない」っていうのが、先生との約束みたいな気がして、それだけは守った。

でも、新学年が始まるのを考えたら、もう死にたくてたまらない。今、昔連絡を取っていたおじたちにまた連絡してしまっている。
ダメだって思う。でも、どうしたらいいかわからない。
誰か、助けてほしい。

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