左腎臓炎症によるコリ？その１

その7

しかし、テンションが高いときの自分を最初に認識されてしまうと、その後に必ず訪れる落ち込みの時期に、意外と面白くない人間だと思われるのが死ぬほど大嫌いなのです。
また他の同期のみんなはトークスキルもあって、自分の引き出しを沢山持っており、それは今までの大学生活などで色々な経験をして培われたものだと思いますが、私は大学時代本当に病気のことしか考えずにきました。そして社会人になった今そのことは決して人に言うことではなく、自分の面白い話として話すことなど不可能です。

前述したように、このまま首の骨をはめ続けていたらいつかよくなると信じてはいるつもりなのですが、本当にそうなのかということが頭をよぎります。そういった悩みを抱えたままで暮らしていると、面白くない人間だと思われそうで、それもものすごく嫌なのです。
誰か一人にでもわかってもらいたくて、私の母親にその役割を担ってもらおうかと思った時期もありました。しかし私の母親は決して悪い人間ではないのですがとてもシビアです。私は就活の時、最初はこのボロボロの体で民間で働くのは不可能だと考えて、公務員の方には申し訳ありませんが公務員になろうかと考えていました。しかし自分の病気に負けて将来を決めることが嫌で、将来きっと体はよくなると信じて民間に就職しました。
私の母親に自分の体調のことで相談すると、「じゃあなぜあの時公務員を受けなかったのか」とそれしか言わず、私はその度に思い切り突き放されたような思いを感じます。