先生との体の関係

アダムとエバの話くらい知っていると思う

神様から園にある木の実は食べていいと言われていだが、生命の木、善悪知るの木の実だけは取って食べてははいけないと言われてた
食べると必ず死ぬから

しかしエバは蛇にそそのかされて善悪知るの木の実を食べてしまった
そして善悪が分かるようになった

それをアダムにも食べさせようと迫った
最初は断っていたが結局二人とも神様の戒めを破り食べてしまった

後に神様が二人に会おうと園に現れる
しかし二人は恥を隠すようになり、神様から見えないよう影に隠れていた
善悪を知ったからだ

その様子を見て神様は悟る
あれだけ食べてはいけないと言ったのにどうして食べたのか、と聞くとアダムは
エバに迫られて仕方なくと言い訳をし、
エバは蛇にそそのかされたと言って二人とも責任を他人のせいにした

「私には罪はありません」
「私こそ被害者です」
「私は拒みましたが仕方なく」
「相手に失望しました」
「相手を信用してたのにがっかりです」
「悪いのは相手であって私ではありません」

こうして人間に罪が入り込んだ
これが原罪(生まれながらにして持ってる罪)

善悪を知っているからこそ善の前に立てなくなった
それにより善悪を知らない者になった
これにより正義が失われ死ぬ者となった

人間はみな、頭では善悪を理解していても現実的には自分の罪を隠してしまう
全てを他人のせいにしてしまうので、どこに善がありどこに悪があるのかわからなくなってしまった
疑念が入ったことにより心が隠され見えなくなった

こうしてエデンの園を追放され分離された物質世界に落とされた
労苦と産みの苦痛を伴い、死が蔓延る世界で生きることとなる

主さんだけじゃない、これは誰でもみな同じ
他人の罪ではなく自分の罪を省みないうちはこのように他人のせいにして、自分を罪に投げ入れる愚者なままなんだ

だから不正や戦争がある
真実が失われたからだ

こうして人を信じられなくなり、やがて自分を嫌いになる
そして自信を失い自分を信じられなくなり活きない者となる


なんとなくこんな感じの話だったと思う
機会があればちょっと読んでみるといい