自殺をしてはいけないのは何故ですか？納得できる答えに出会ったことがないので知りたいです。他人を巻き込む自殺が悪いのは分かります。言語道断です。他

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難しくはないよ。自分の命ではないってちょっと観察すればわかる事よ。

仮に、この命が自分の命で、自分で生きてるなら、死ぬのも楽よね。自分で生命活動を止めればいいだけなんだから。でもそんな事コントロール出来ないでしょう。だから死ぬには、わざわざこの肉体を壊さなきゃならないのよ。

何でわざわざ壊さなきゃならないのか？それは、肉体はただただ生きようとしてるだけだから。肉体には細胞はじめ、大腸菌や色んな菌たちも生きてるのよ。その中で死にたいのは自分だけ。わかる？自分という脳の自我意識がそう思ってるだけだから。

だから死ぬ為には、生きようとしてるこの肉体を、わざわざ壊さなきゃならないのよ。命の所有者に反抗して死ぬんだから、そうでもしなきゃ死ねないのは当たり前よね。

だからって良いとか悪いとか言いたい訳じゃないよ。そんな事より、自殺の否定も肯定も、如何なる理由を持ってしても、理屈として成り立たないという事が言いたいだけ。

そして私が言いたいのは、自殺は否定は出来ないが、肯定も出来ないでしょうと。そのような、否定とか肯定とか善とか悪とか関係なく、追い詰められて死を選ばざるを得ない、もっと言うと、選ぶとか選択の余地などなく、死ぬしかなくなるのが自殺。追い詰められるとはそういう事でしょう。その自殺を否定したり肯定したりする議論自体がナンセンスだと言いたいのよね。

自殺は最初からしたくてするもんじゃないでしょう。ましてや肯定して理屈を持って死ぬ訳でもない。たまにそういう人もいるけどね。信仰的な集団自殺や自爆テロなんかそうよ。それは愚かでしかないと。でも、ただ死にたいだけなら方法はいくらでもあるのだから、さっさと死ねばいいだけで、何も悩む必要なんてないわよね。でも自殺は悩んで苦しんだ上で死ぬでしょう？何故悩んで苦しむかと言えば、本当は死にたくないからよ。死にたくないけど、辛くて生きれないから死ぬのよ。

「死にたい」と「生きれない」はまったく意味が違う。そういう自殺の内実まで考えた時に、自殺の賛否を議論する事に何の意味があるの？と私は思うよね。