職場などですが、どこに行っても人間性に問題のある方いると思いますが、その自分が嫌いな人や自分と合わない人のことが頭から離れなくなってしまい、1日の中でも何度もそ

「嫌いな人や自分と合わない人」ができる背景には２種類あります。一つ目は、相手の行動や考え方、態度に不誠実さを感じた時です。その場合には、距離を取りなるべく関わらないようにしますので、思い出して苛立つことはありません。関わらないことに満足があるからです。もう一つは、相手に何かを期待して得られなかった時です。この場合には期待したものが得られないと満足がありません。期待したものが得られないと不満になりますので、「何度もその人のことを思い出して思い出しいら立ちをしてしまいます」ということになります。求めていたのは何でしょう？「わかって欲しい」「認めて欲しい」などであれば、大切に扱われることを求めています。大切に扱われなかった時に苛立ちを感じることになります。嫌いな人のことを考えてしまうのは、自分のことが大切に扱われなかったことが悔しく、大切に扱わせたいと思うからです。人が持つ感情の自由が許せるようになると人が好きか嫌いかではなく、その人に関わるか関わらないかが関心事になります。