高級ホテルと田舎の両親

先日、都内にある老舗高級ホテルに宿泊しました。

一人暮らの私は、あまり実家には帰らないため、親孝行と妹へのお礼を兼ね、今回は私が皆を招待しました。

が、ホテルに到着してから、少し寂しい思いをしました。…ホテル側の対応が、他の方々に対する態度と若干異なるように思えたのです。

まず、チェックインした際。以前宿泊しているにもにも関わらず(会員です)、顧客登録がなかったようで、チェックインにてこずられたこと。

そして予約時に誕生祝いの旨を伝えたのに、何の対応もなかったこと。

これは、図々しい発想でですが。半年前お祝いを兼ねた宿泊をした際は至る所でお祝いのお言葉やサービスを頂きました。
そういう対応に感激し、今回も宿泊したのですが、それがなかった…


おまけに私の隣でチェックインしていたご婦人は、数年ぶりの宿泊だったようで、フロント側から直々に、暖かいお言葉をかけられていました…

食事を終え、部屋でくつろいでいる際、父がこぼした一言。
｢ここは、俺らのような庶民がくるとこじゃないな～｣
笑い話の中で放った言葉で、父に悪意はないので、皆で｢本当にね～！｣と笑いました。

確かに。右も左も品のいい方々ばかりです。我が家は、ド庶民(笑)
しかし、父は一応一流企業とよばれる会社に勤めているし、春夏秋冬家族を色々な場所へ旅させてくれます。

私には立派な父であり自慢の母と妹です。
家族は、みんな｢ありがとう！とても楽しかった！｣など、言ってくれましたが
せっかくの家族サービス…私のチョイスミスで、一瞬でも不快にさせてしまったことが、残念でなりません…身の丈を考えて、気楽に楽しめる場にすれば…苦しいです

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