【朝鮮戦争】日本に根本的な責任があるという視点

昨年の夏頃、イ・ミョンバク前大統領が独島に入島し、中国人活動家が尖閣諸島に上陸しました。

その前にはロシア大統領が北方領土に入島し、日本は中国・韓国・ロシアから一斉に足元を見られた訳ですが、全くの無抵抗で終わっていますね。

日本人は国防意識が薄いというか、国防＝戦争と捉えて騒ぐ人が多いようです。

過去のあまりの横暴で残虐な侵略主義を反省する悔いの念も入り交じっているのでしょう。

それにしても尖閣諸島上陸については、日本がいかに舐められ足元を見られているかを垣間見たような気がします。

確か香港のTV局が中継で状況を追っていて、日本はその情報を得ていながら上陸された訳ですが、これは泥棒が「これからお前の家に侵入するぞ」と事前通告しているのに、無抵抗で泥棒が自宅に上がり込むのを待っているようなもので、この貧弱な対応には世界も驚いたのではないでしょうか？

おそらく全世界で自国の領土領海を侵犯されているのに、それを黙って見過ごし上陸されてしまうのは日本だけだと思います。

どの国も領海を侵犯された場合、警告しても相手が撤退しない場合は、普通は銃撃されて撃沈されるものですが…

国際法というのがあって、自国の領海に他国の不審船が発見され、警告を促しても立ち去らない場合に銃撃するのは合法で認められています。

この場合、警告を無視して他国の領海に侵入した側が悪いので、撃沈されて死者が出ても一切の文句は言えません。

当時、中国の新聞では「日本は尖閣諸島を開発する勇気はない、中国の顔色を伺っている」と言っていました。

まぁ、日本は憲法９条の問題があるので、どうにもならないのでしょうが…