空間把握能力がない

深視力は大丈夫でしょうか？

聞き慣れない言葉かもしれませんが、ズバリ、距離感、立体感を視覚的につかむ能力です。

幼少期からの強度な斜視、弱視などの疾患がある場合、距離感をつかむ能力が、育まれないことがあるそうです。

もし、深視力に支障があった場合、残念ながら現在の医療技術では、成人してからの抜本的治療はできないそうです。

しかし、深視力の不足を矯正する眼鏡はあるそうです。

眼科医や、眼鏡店などにご相談された方が良いかもしれません。

運転免許の取得に関しては、いわゆる普通免許の場合、深視力の検査はありません。

この検査があるのは、中/大型などの免許を取得するときや、更新するときだけです。

しかし現実問題として、距離感がつかめないということは、例え普通車の運転でも支障はあります。

深視力の検査は、細い３本の縦棒が、横に並んだ、専用の検査機を用いて測定します。

左右２本の縦棒は固定されています。

真ん中の１本が、前後に移動します。

３本の縦棒が、横１列に並んだときに、測定機のボタンを押すことができれば、深視力に異常はありません。

この測定機は、一般的にはなかなか見かけることはありません。

中/大型免許を扱っている自動車教習所や、運転試験場には必ずありますが、これらの免許取得希望者以外の人が、深視力検査のみを受けることはできないでしょう。

眼科医や、眼鏡店でしたら、測定機を持っているところは、あると思われます。