海外で体験した話

おい、危ないぞ！そう叫んだ、それに反応したのか、また走り出す男の子、今日はここまでにするかと、下りることにした…当たりは薄暗くなりかけていて、改めて見上げると不気味な作りだった！階段の横には無数の墓地、動物か人かは分からない、今日は疲れたなぁ‥ホテルへ向かう数百Ｍ歩いて山を振り向くと明かりが灯していた、そう言えば階段の手すりにライトが巻かれていた
夜に…いやさすがに怖いなぁ‥と独り言を言いながら食堂らしき所でご飯を買う。
部屋に入りテレビを付けカーテンを開き、あたりはもう真っ暗だった、親に電話をし、シャワーを浴びる、
言い忘れましたが、ドアを開けると、右側にシャワーと一体化したトイレ。左側には窓があり、外は非常階段。

シャワーから出て、テレビはドラマが流れていた、食事をしながらテレビを見る、
すると非常階段の方からﾜﾝﾜﾝ、ﾜﾝﾜﾝ、ﾜﾝﾜﾝと声がする、カーテンを開くと音は消え、階段付近には誰もいない、下には椅子を並べてお話する老人が３人、１人の老人が私に気づき会釈する、私も会釈しカーテンを閉めた。
さっきの音は犬ではない、あの連続した感じだとオモチャか?でもなかったよなぁ‥時刻は２２時が過ぎた中々眠れない、
外は暗いと言っても人は散歩だったり帰宅中で結構いる
夜中は出歩くなと言われていたけど、
パスポートや貴重品を持ち外へ、
タクシー呼び止める人、カップルが寄り添う
酔っ払いやホームレス
露出した女性、入れ墨した男達
ただそれがマンネリしつつあった毎日に何か安らぎを与えてくれた、別世界じゃないけど、同じ人間でも環境が全く違うので新鮮だった、
最初はホテルの回りを歩いていたけど、いつの間にかあの山付近へ向かう自分がいた
だんだん人影が消える、車道にも車が少なくなるのを感じつつ、登らないけど近くまで行こうと
公園にたどり着くと、車が数台、ベンチではイチャイチャする男女、ダンスしてる若者、