不倫はしたくないから

子供を作って認知したいって件は、結局、目的のための手段だわ。ひとつの話のようで２つ項目がある。「子づくり」と「認知」がそれ。

つまり、子づくりするにあたっては必然的にセックスせにゃいかん。ただ、それが単にセックス目的だと想われたら嫌われてしまうし、ヤル可能性が下がるので認知という言葉を使う。

そんな責任の重い言葉をいとも言われたら本気かなと思ってしまうだろ？それが彼の戦法だ。養育費をバレずに払うというのも認知という切り札の信憑性を強めるためのモノでしかない。

とどのつまりは、自分好みの女を「甘えられてセックスできる存在」という“情婦”にしたい目的眼ただひとつ。彼はそれでも愛情と見なしているかもしれんが、んなもん女からすれば、バカにされてんのと同じだわ。例え彼と結婚しようがその扱いは変わらんよ。正直に責任取れんからセフレになってよと言える男がマシ。

そら、今の奥さんもヤツのことをイヤになってボロクソ言うだろうに。自分勝手にセックス求めるくらいで、あとの家庭の責任は奥さんに丸投げのハズだから。しかも自分は悪くないってな。

というわけで、責任も追えない他力本願の人間がアホみたいに４人も子づくりして、それが苦しいからと責任転嫁して、自分だけ安らげる逃げ場を求めとる。それがバレたくないから負えるわけない責任をあたかも負えるように見せかけて、説得工作に入る。

なので、何かを理由に関係を断われば、かぶせるようにもっともらしい言葉を言うわけよ。よって彼の言葉に一貫性は無くなるわな。

また、親に挨拶するというのも「しっかりした人間」であることをアピールするためのものだから。深い意味もない。親まで取り込んで自分の正当性をアピールしたいだけ。「あら、マジメでいい人じゃないの」と親に言わせたいだけ。

彼は身勝手でアホだが、あなどってはいかん。他人を利用してここまで来たため、心の隙に付け入り信じ込ませる術には長けている。ましてや自分が良い人間だと錯覚しているので本気のように見えてしまう。

ああ、それと妻に性欲は湧いても愛情は持ってないだろう。そういうご都合主義の脳みそだ。だからこそ都合のいい逃げ場を求めとる。まあ、誰からも総スカンくらってどん底でも味わなければ、誰と何度結婚しても同じコトを繰り返すわ。