絵を描くために一人暮らしは逃げか

あんまり、自分のことを良く分かってない子なんだなぁって、印象です。

あなたが、人に作品を観せるのが怖いと感じるのは、人との深い付き合いを避けてきたから。小出しにするのを避けてきたから。デザインの授業の場合でも、友達と、これはどうかな？洒落てるかな？こっちの方がカッコいいかな？面白いかな？って、制作途中の段階で最初からサラッと相談したり、感想を聞けば良かったんだよ。先生にでもいいからさ。そしたら、こっちのが皆の反応良かった！って自信もできるし、楽になったはずだし、良いものが作れた。講評も楽になったはずだよ。だって、他の人にすでに感想聞いてあるんだもん。心の準備も出来たはず。

一人で考え、一人で悩んで、一人で作業して、一人で発表する。隠して隠して隠してからの講評や発表だから、自分の中でもハードルが上がって、尚更怖いんだよ。みんなが怖い人、凄い人に見えるでしょ？

イラストもそう。
完成させて、凄い大作作ってからじゃないとダメだ。習作なんて観られたくない！って、自分の中でさ、人に観せるべき作品は、こうだ！ってハードルを上げちゃうから、怖いんだよ。

隠すこと。それは、自分を孤独に追いやることだよ。人付き合いも、物作りも同じ。

それなのに、あなたって一人暮らしして、さらに自分から人を遠ざけようとする。一人暮らしには、自立という面では賛成だけど、あなたが自分に何が足りないか、何が原因で無難なままなのかが、分かってないから、実家暮らしでも一人暮らししても同じだと思うよ？

それに、無難な作品って、悪くないよ？とても大事なこと。奇抜な作品より、商業デザインもイラストも、無難な作風のものが重宝されたりする。あなたがデザイン会社受けなかったのは、社会で働いてるデザイナーって、凄い人ばかりで、そんな人達にセンスがない、とか、技術がない！って、自分を評価されるのが怖かったからでしょう？勿体無いよ。まだやる気あるなら、デザイン系のバイトでも正社員でも派遣でも受けた方が絶対いいよ。採用されるから。

イラストレーターになりたいんだ！って他人に打ち明けた時に、いいじゃん！応援してるよ！とか、俺もイラストレーターなりてー！って言ってくれるのは、デザイナーとかクリエイティブ業界の人だよ。叱咤激励してくれるよ。バイトとか、全然違う畑の人に打ち明けても、応援してくれる人なんて殆どいない。