付き合って5年・入籍を考え同棲を始めて数ヶ月、彼から好きな人が出来たと言われました。 相手は彼の会社の同課の２つ先輩、今の状態は完全なる先輩後輩でプライベート

★追加2

私もその性格は当然知っていましたが、例えば会社ではどんな様子なのかは分からず。
会社でも「いい社員」を演じ嫌な顔ひとつしない。先輩や後輩の悪口も言わないから「本音で話してないだろ」なんて先輩にいじられ、また薄ら笑顔で適当にかわす、と。
社会人として数年、仕事はうまくいかないとこともある、この性格が災いして失敗したりそれでも平気な顔して本当の自分でもない自分で偽り働いていくことに辛さを感じていたそう。
そんなの、と人は笑うでしょう。そうするのを止めたらいいし、普通に簡単に出来ること。でも彼は出来ない人です。恋人になる前から彼はそうだったし、昔と変わっていないんだなと感じました。

話し始めると、憔悴したような顔に変わり、静かに、ゆっくりと絞り出すように話し、この闇を隠していたのだなと思いました。

彼が同棲や結婚を言い出したのもそういう性格からでした。
私にとってそうしてあげるのが1番いいのだ・年相応の付き合いの先はそうなるもの、と。
それが会社の自分や仕事までも悩みがピークに達した時に、全てに対して自分を素直に解放する考え方へ進みたいと思い始めたのだそうです。

今も好きな気持ちは変わらないしこれから別れずに結婚を保留にして付き合うことはできるけど…でも…、という彼。

彼は年齢のことは口には出しませんが、若かったらそれをお互い選ぶことができた、でも現実的にそうじゃない、そういうことだと思いました。

私もそんな彼と一緒にいるのが、辛くなってきたのです。別れれば悩みがひとつ減るのだから。私にまで、いい顔して当然のように結婚を選ばなくてもいいのだから。

本当は、勝手に楽になるなよ、勝手に言われて独りにされるこっちの方が辛いんじゃボケ！6年返せよ！今更遅いわ！と思う気持ちも当然あります。

でも今は、ただシンプルに、彼をひとりにしてあげたい。そう思っています。

私は若くないし、待つなんてことは多分できません。他も探します。でも彼のことは多分これからも好きでしょう。

もし別れ話をしたときにすぐに引き下がり出て行ったら、彼の奥にある闇をちゃんと聞けていなかった。
ただの「浮気性の甲斐性なしの覚悟できてなかった男」で終わっていた。そう考えたら、同棲を続けて良かったと思います。

私は、来月この部屋を出ます。
最後にそれを書いてこの投稿を締めれればと思います。