接客業に従事していますが、お客様の理不尽なクレームや暴言で精神を病んでいます。 接客業をしている人は何をされても我慢しなくてはいけないのでしょうか？

日本人ばかり相手にしているとそういう客があまりに多い上に、少し愚痴っただけでも接客業向いてないだの、努力が足りないだのと店員側のせいにされるので、かなり落ち込んだり悩んだりしますよね。
私もそうでした。でもどう考えても客の方が言っていることがおかしいことの方が圧倒的に多いし、相談相手たちも店の人間が耐えるべきって型で答えているだけで、人の話をきちんと聞いていない、ろくに考えていない気しかしませんでした。

で、あるときから海外のお客さんも相手にするようになったんですが、あまりの違いにびっくりしました。
失礼な人がいないわけではありませんが、割合が比較にならないくらい違います。それに海外のお客さんはお礼や感謝の言葉をたくさんくれるし、失礼な客がいたら後でフォローしてくれたり、時には割って入って助けてくれたりもします。失礼な客がいるのは仕方ないにしても、こちらがきちんと対応していたら日本のようにそれ以上精神論や理不尽なお客様論で店員が叩かれることなんてありません。
いくらなんでも違いすぎる、たまたまかもしれない、と最初は思っていましたが、あれから５年、日本人より外国人を多く相手にするようになった今では、たまたまではないと断言できます。

日本人は、おかしいです。
悲しいですが、否定しようがありません。
日本人社会には非常識な客が多すぎる上、他の社会のことを知らず、よそも同じだろうとざっくり想像している人ばかりなので、みんな感覚が麻痺しているのでしょう。ですが一度海外を体験してしまったら、日本人客の相手なんてバカバカしくてできなくなります。
主さんが向いていないとしたら接客ではなく、日本人客の相手です。それは日本では恥ずかしいことと言われるかもしれませんが、人間としてはまともな感覚だと思います。