あいみょんの生きてたんだよなって曲、違和感あります。 よくテレビで取り上げられる「今ある命を精一杯生きなさいなんて綺麗ごとだな」という歌詞がありますがどこ

主さんがおっしゃることもとてもごもっともで、美しいと思います。せっかく今あるこの命。大切にしなきゃいけない。生きたいのに生きられない人を身近に見て生きている人ならなおさら自殺する人に対して物申さずにはいられないかもしれません。

でも、あいみょんさんの他にも、この歌詞と同様の死生観を持ち疑問を投げかける歌がたくさんあります。私の好きなバンドも「世間に比べたら今のあなたは云々って言うけど、下には下がいるって喜べというのか？自分の辛さも嘆いちゃいけないのか？」と疑問を投げかけています。今まさに生きていることが辛いと思っている人にとっては生きたくて生きられない人のことなどは全く別の話で、自分の辛さで精一杯なのです。それは、食べると吐いてしまうくらい嫌いな食べ物がある人に対して「食べ物がなくて生きられない人がいるのだから残さず食べなさい」、勉強に苦痛を感じている子供に「勉強したくてもできない子がいるのだから勉強しなさい」というくらい理不尽なことだと思います。中二病だ屁理屈だと一蹴されてしまいがちな思想ではありますけどね。

もちろん自殺を擁護はしませんし死を美化するつもりもありませんけども、批判するばかりではなく人それぞれ考えがあるのだ・と思想し謳うことは自由だと思いますよ。どちらがあっていてどちらが間違っているとかは言えないな。人の数だけ考えがあると思います。

まあ確かにあいみょんさんの歌詞は直接的で稚拙な感じはしますし、感化された子供がよろしくない思想を持ちかねない危険な臭いもしますけど、歌は自由だから、聞き手が間違わないことを祈るばかりです。私は人それぞれの考えだなぁとしか思いません。