自閉症でまだ言葉を話せない３歳の子供がいます。 さっき私は10分ほどうたた寝をしてしまいました。 なんかうんこ臭いような～と思いつつ目覚めると、何故

うちの姉貴はオーストラリアで国際結婚して双子ちゃん産んだんだけど、一人自閉症だった。
親御さんは大変なご苦労があるのは知ってる。
確かに自閉症の子ってパニックになったりするけど、その子なりに成長はしてるんだよね。

ちょっとスレ違いかもしれないけど、大事な話しだから聞いてくれる？

姉貴の話しでは、自閉症の子に対する治療において、日本はかなり遅れているらしい。
先進国はアメリカやオーストラリアなんだけど、比較すると治療や教育に対するガイドラインや国からの支援が段違いとのこと。

特に日本で苦労するのは学校。
小学校に通わせたくても、日本では養護学校か障害者学級しかない。
自閉症の子が他の障害者の子と、クラスの中でごっちゃにされて、満足な教育や処置が受けられる事もない状態だ。
先生も自閉症に知識がある人がいるかどうかも怪しい。
それは子供に取って、とてつもないマイナスにしかならない。
下手すると症状はもっと悪化してしまう。

一方、オーストラリアなど先進国は、自閉症の子供専門の学校があり、国からの支援金も出る。
勿論その学校の先生は、自閉症の子供に対するプロフェッショナルな方達だけだ。
学校に通う事と、自閉症の治療が同時に行えて、更に支援金も出て親の負担も少ない。

しかも重度の自閉症の子に対しては、家庭教育制度もあり、自宅に先生が派遣される。
学校に通えるまでに治療したら、共同生活の場に戻す段階的な教育プログラムをやるわけだ。

数年前の情報だから今はどうか分からないが、その時点では残念ながら日本にはその様な機関は無かった…。

しかし主さんのお子さんは現在3歳。
希望はある。

今、どんどん自閉症に対する対応の見直しが国際的に進められていて、日本にもその余波は必ず来るだろう。
何だかんだ言って、日本は頼れる先進国だ。
必ずやってくれるばずだ。

ただその時にオーストラリアでもそうだったが、自閉症の子の数に比べて、対応可能な施設や教員の数が足りない状況になるだろう。

うちの姉貴は自閉症の娘を抱え、働く事も満足に出来ずノイローゼになりかけてた。
運良く行政の援助が受けられる「抽選」を勝ち取ったが、それが無ければ今頃どうなっていたか…。

だから主さんもそういう情報のアンテナを、常に張り巡らせておいて、チャンスを絶対に逃さない事だ。

余計なお節介かもだが、以上だ。