批判覚悟で聞きますが、海外志向のある者、あるいは海外の方は寛容な人が多くないですか？ 差別やらファッション、刺青、lgbt等を含め、心に余裕のある人が多い気が

仕事でよく色んな国行ってたけど最初は主さんの様に思ってたわ。懐かしい感じする。
でも実際はそうでもない事にやっぱり気づくよ。

日本は良くも悪くも島国で他者に厳しい。
海外は陸続きで別の国とも接してるから自分と違う他者を身近に感じたり自分と違う他者が存在する事は当たり前だ。

でも”陰湿さ”は日本も海外も変わらないですよ。
むしろ海外の陰湿さの方がひどい。日本のはまだまだ可愛い。
そういうのが見えてくるのは単なる客ではなくしっかり生活の中に入り込んだら判る。

日本人とたとえば西欧人と比べると日本人は間口は狭く、なかなか気を許してもらえない。
でも一度気を許してもらえると奥行きは広い。

西欧人は一見するとすごく間口が広くフレンドリーに振る舞い明るく仲良く楽しく振る舞う。
ただしそれは何も起こってない時で気持ちに余裕がある普段の時。
一度気を許してもらえても中に入って行くと奥行きはない事に気づく。奥に行けば行くほど狭い。
日本人は他者に簡単に気を許さないが、一度許すると優しいよ。とても。安心できる相手になる。
でも西欧人は違うよ。

アジアの人たちは日本人に割と似てるね。農耕文化はおっとりしてる。
基本とても優しい。日本人には安心できる優しさがある。
留学してくる人はおおよそ豊かな人たちで余裕がある。
それは外国人は…ではなく、経済的や機会に恵まれている豊かな人たちだから…だったりするよ。

何かで争った時、何か問題が起きた時、日本人は残酷さを見せるが時には敵にも塩を送り、敵であれその尊厳は守ってあげようともする。
外国人はそれはない。
一度敵になれば、その敵には決して塩は送るなんてせず、敵であれば死んでもなお嘲り、笑い、そして暮石をも壊し壊した暮石に唾をかける。

外国の人も、日本の人も、他国へ渡り歩く人はみんな”いい人の振り”をするのはとてもうまいよ。そうしなきゃ身を守れないからだ。
でもその厚いツラの皮を剥いだ向こう側には日本人にはない怖さや狭量さがあるよ。

人を信じるのは自由だけれど、日本人の持つ理屈…つまり「日本人の見方や捉え方」は通じないことは山の様にある。

最初はそう見える。
でも実際に入り込んでいくと色々違ったりするよ。
共通するのは、どこの国の人でも田舎の人は大抵は優しいって事くらいだな。