どうして不倫はいけないことなんですか？

私はあなたの言っていることを誤解していたかもしれません。あなたは、私とは異なったアプローチで、不倫がいけないことだと結論づけようとしているのかもしれないと私は考え始めています。

つまりあなたのアプローチは、「不倫がいけないことなのは、既にほぼ完全に明らかになっている事実だ。そのため、たとえわずかな例外があったとしてもその事実は変わらない」というものですか？(違ったらすみません)

私は、あなたのご見解とその論理を次のように解釈しました。

(1)トラブルが起こると、不利益を被る人がいる。

(2)社会の大多数の人が不利益を被るようなトラブルは、社会にとっていけないことである。

(3)不倫が起こると、トラブルを引き起こす確率が高いことは明らかになっている。

(4)不倫が原因のトラブルは、社会の大多数に不利益を生むことは明らかになっている。

(5:結論)したがって、社会の大多数が不利益を被るトラブルを起こす確率の高い不倫は、いけないことである。

以下では、この私の解釈が仮にだいたい合っていたとして、コメントします。

(3)については、どのように証明すると良いと考えますか？　つまり、①不倫が起こった数をどう測定するか、②不倫によって起こったトラブルをどう測定するか、③ ①と②から導き出されるトラブルの確率が、高いといえる根拠はなんだとするのか、ということです。
たとえばですが、①の数を不倫による調停や裁判の数から取るなどをしたら、2つの問題が出そうです。1つめは、調停等までには至らなかった不倫を測定できないことになります。2つめは、 ②の数が①と同じ数になりそうだという問題です。

また、たとえばですが、③の確率については、どう設定すれば良さそうですか？　強引だけど単純に、不倫でトラブルになる確率が95%なら高いとするのか。他が原因で起こるトラブルの確率と比較して有意を取るのかなど、どのような方法が良いと考えますか？

他にはどのような課題が想定でき、どのように証明するのが良いと考えますか？　

(4)についても、どのような課題があり、何を、どのように証明しなければならないと考えますか？
とくに難しそうなのは、不倫によって、「社会の大多数が不利益を被る」ことを、どのように測定するかではないかと考えます。